クルルのおじさん 料理を楽しむ

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ごちそう様が聞きたくてvs単身おじさんの朝ごはん

件の図書館で借りた料理の本の一つが「ごちそう様が聞きたくて」、「もう一度、ごちそう様が聞きたくて」という本でした。栗原はるみさん。当時は全く初対面の方でしたが、その後、日本の料理研究家のなかでも人気最高ランクの方だと認識しました。NHKの料理番組にもよく登場されている。何より、お料理を紹介されている時の表情が良い。お顔を見ているだけでも料理が美味しそうに見えてくる。また、この方の生き様がそのまま料理のレシピに表現されている素晴らしい本だと感じました。

 

僕の場合「料理を楽しむ」というのは、まず「料理を食べること」です。それから、単身生活になってから「料理をすること」が加わりました。それと同じく「料理の本を読んでいる」ということがあります。料理の本を、夜寝る前のひと時、ベッドの中で読むことが多くなりました。夜寝る前に料理の本を読んでいる(見ているだけかも)と、食べることが大好きな僕はそれだけで幸せな気分になります。これは脳を安らかにして楽しい安眠を誘導する「クルルのおじさん健康法」とでも言えるのではないかと密かに自負しています。

 

「料理をする」ということですが、「ごちそう様を聞きたい」というのが料理をする大変に大きな動機・モチベーションかと思うのですが、僕は単身赴任生活ですから、普段は「ごちそう様を聞きたくて」料理をする訳ではありません。基本は「自分が食べたい料理・自分が食べるための料理」です。

最近、特に「朝ごはん」はしっかり家で食べたいと思って、かなりの頻度で実行しています。忙しい朝ですから家で準備して食べなくとも、コンビニでおにぎりかサンドイッチを買う、喫茶店でモーニングサービスを食べる、駅の立ち食いの食事を取る・・・はい、これがかつての僕の単身朝食のパターンでありました・・・いくらでもやりようはあります。また、最近、早朝出勤を奨励している会社では、会社で朝食サービスも完備しているとか、とにかく、外でお値段・利便性・内容も大変に充実した朝食が提供されています。しかし、天の邪鬼の僕としては「朝ごはんだけでもしっかりと自分で準備して家で食べたい!」と意固地に考えるようになっています。

そうなると、課題は「継続できるの?」。どうすれば、単身赴任のおじさんが自分だけのための朝ごはんを自己満足出来る程度に継続出来るか?ということになります。

理屈で納得出来ないとなかなか動けない性格なので、今の心構えとしては、

その1.時間が無い!とあきらめない。やれば出来る!と信じ込む。朝の忙しい時間ですから、とにかくスピード勝負です。早く食べる状態に出来るよう準備出来ることは準備しておく。

その2.自分で自分の作る料理に飽きがこないように工夫する。食べたいと思わないとあほらしくて準備するモチベーションが持続できる訳がありませんから。

その3.その反対に完全は求めない。ご飯、オカズ、みそ汁、漬物が朝食のフルコースとすればフルコースは求めない。自分が満足出来る限界まで手間のかかるものは削ぎ落とす。でもチョット工夫して自分がやったことの成果を楽しめるようなものにする。

てなところでしょうか。まあ、何んと大げさな。朝ご飯一つ作るのにうるさいことか。

 

その1.は牛丼の吉野家さんのスピード感が大変に参考になります。9月の日経の「私の履歴書」に吉野家H会長の安部さんが登場されてました。「うまいよ、やすいよ、はやいよ」がキン肉マン時代からの吉野家さんのフレーズですが、この「はやいよ」を実現するための努力は凄いものがあります。ストップウォッチを持って、一つひとつの動作を極める。一切の無駄を排除している。板前さんが目の前で魚を捌き、寿司を握るのを見ると感激しますが、牛丼の作業のスムーズさも美しいと思えます。更に、現場での作業のスムーズさの基になる原料手当てからの仕組みも凄い。「うまい」の戦略は細部に宿るそうです。僕の朝ごはんと何の関係があるのかと云うことですが、朝ごはん一つでも段取りが大切なことかと。朝ごはんの仕組み作りを構築するというのは意外と男性的な企業人的な論理的思考が必要とされるのではないかと。理屈を述べる昭和時代の悪い癖です。

その2、その3は具体的に説明する方が分かりやすいかと思います。別途、メニュー・レシピを例にとりながら紹介したいものです。とりあえずは、最近の定番になっている・・・と言っても毎日同じものは避けていますよ・・・「温泉玉子のっけ納豆・しらすご飯、お味噌汁とお茶付き」の朝ごはんを紹介させて頂きます。やもめの兄貴が見てくれて自分でやって喜んでくれたら嬉しいなあ。

 

トアル日の朝ごはん。和食編です。朝起きて歯磨き洗面をして台所に入ります。

1.冷凍庫のご飯を取り出しレンジに入れる。ご飯は一膳分をラップして冷凍してあります。2分強でホカホカのご飯に。同時に、ヤカンにお水を入れて火にかける。湯沸かし専用の電気ヤカン。これも2分程度で沸騰する。

2.冷蔵庫から納豆を取り出す。納豆は、前日に開封して容器に混ぜてあります。しらすを冷蔵庫から出しておく。これも一食分をラップしてあります。インスタントの味噌汁をお椀に開ける。粉末茶を湯飲み茶わんに入れる。

3.卵を割って容器に入れる。黄身の頭に爪楊枝で穴を開け、ふんわりとラップする。ご飯のレンチンが完了したら、その後すぐにレンジに入れ40秒レンチンする。暖かいご飯を茶碗に入れる。ラップの熱に注意!。納豆をダアっとのせる。その横にしらすをのせる。

4.お湯が沸いたら、お椀と湯飲み茶わんに注ぐ。

5.卵のレンチンが終わったら(上手くいけば温泉玉子状態になっています。失敗の時は目玉焼き状態になってます。時には破裂してレンジの中に飛び跳ねていることも、この時はあきらめましょう。)温泉玉子をご飯・納豆・しらすの上に乗せて完成。台所に立ってから完成まで最大10分以内を目指しています。

黄身を崩しながら、好みでお醤油をちょっと垂らして頂く。旨い!。

以上が、「温泉玉子のっけ納豆・しらすご飯、お味噌汁とお茶付き」の朝ごはん。これに、浅漬けのお漬物、または、韓国のキムチ等を添えれば、僕としては、ほぼ完璧。吉野家的作業にも負けないスムーズさ!。上手く時間内に出来上がったときは、今日一日、きっと仕事も何もかも上手くいく!と晴れ晴れとした気持ちになります。お試し下さいませ。

 

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 2016年5月、ハワイ。ダイアモンドヘッドを望む。晴れ晴れとした気分!。