クルルのおじさん 料理を楽しむ

体質改善⇒とりあえずの集大成:運動編

いよいよ運動編です。高血圧体質の改善に適度・適切な運動が良いことは、ほぼ、全ての人が同意すると思うのですが、なかなか継続できていないのが実態かと思います。『お酢の話』(7月13日)で書いた通り、僕も通勤・ゴルフでは可能な限り「歩く」、公営のプールが近くにあるので「泳ぐ」ことを心掛けていますが、なかなか続きません。継続が力なりと思います。継続させることが出来るかどうかがキーだと痛感します。

 

公営のプールというのは安くて便利で、本当に有難い存在と思うのですが、なかなか続けることが出来ません。簡単に利用できる、そして、大した負担無く行けることが、逆に、定期的に行くことをサボらせるのか。少し前、自分自身に対して金銭的なプレッシャーをかけて私営のジム・プールの設備あるスポーツクラブの会員になることで、継続に繋がるのではと考え、近くのスポーツクラブの門を叩いたことがありました。有名な全国展開しているスポーツクラブです。

見学スペースから見ると沢山の人がエアロビクス的な運動をやっているのにビックリ。スタイルの良い女性のインストラクターの動きをフォローして皆さん頑張ってます。こういう集団のなかに入ってレッスンを一緒にやれば継続に結びつくのかもと、受付で入会の手続きを開始しました。ところが、入会受付の窓口の対応がよろしく無い。新老人(自分では若いと思っているのですが・・・)に対してタブレットをポンと渡し「画面の表示に従って入力していってください」と。こちらはもう少しアナログ的な説明をお聞きしながら、自分が継続出来るだろうとの気持ちを確認した上で入会したいと思っていたのですが、イメージ的には「問答無用、四の五の言わず入力せよ」てな印象を受けてしまいました。日野原さんの「耐えること」を思い出しながら、タブレットの入力画面と悪戦苦闘。新老人は、機種が違うと入力切替等々でまごつき、また、眼鏡も事務用のモノが無い時には大変に苦労するものです。それでも、汗を掻きながらも入力を進めたのですが、途中、入力項目にかなり詳細な個人情報を要求する欄がありました。通常であれば「この情報は特定目的のみに使用する」等々の但し書きがあって然るべきと思うのですが、その記載は見当たらず。これは確認しておくべきだろうと、窓口さんに話かけると「どなたにでも全て同じように入力してもらっています」と訳の分からない説明があり、また、極めて不愉快そうな表情でのお答えでした。事ここに至り、我慢できず。自分の「耐える」キャパ不足は横に置いてですが、”この窓口の対応ぶりでは、このクラブの運営全体が思いやられる。きっと、顧客に目線を合わせたものではないだろう”との疑念が高まり、入会を辞めようと思ってしまいました。途中まで入力したデータを削除し、退席。窓口さんは、驚いたように何か弁明するようなことをおっしゃってましたが、僕の方も残念な気持ちでありました。そんな訳で、今でも、自分自身で継続出来る運動を模索し続けているところです。

ちなみにイライラするのは、高血圧に無関係では無いです。ストレスを少なくする、イラッと来たら、その時の自分を客観して温和に行動する、次の行動をコントロールするというのが高血圧体質を是正する正解のようです。僕は、まだまだ修行が足りません。

 

継続に必要なことは、「簡単に出来ること、そして、どこでも出来ること。余り欲張らないでそこそこの負荷で満足すること。自分に適している運動を自分なりにルーテイン化すること」と考えています。

漸く本題に入りますが、高血圧対策に適した運動は、所謂、有酸素運動です。ウオーキング、ジョギング、水泳、水中ウォーク等々がお薦めの運動とのことです。そして、ふくらはぎの大切さが指摘されます。一世風靡した「ふくらはぎ健康法」です。人間の血液は重力の影響で、70%は下半身に集まっている。ふくらはぎの筋肉が収縮・拡張することで血液が心臓に還流。年を取ってふくらはぎの筋力が衰えるとふくらはぎのポンプ機能が低下。歩くことが健康の基本ということになります。

このコンセプトの下で、最近僕がやっているルーティンを紹介します。いろんな本(7月17日『お酢の話、その2.』の写真をご参照ください)を見て、血圧改善に効果ありと記載されているモノから、自分が継続出来そうなものを組み合わせたものです。ストレッチ、マッサージ系が中心です。

 

●朝起きてベッドの中で寝たまま、ゆっくりと、

・・・足首を回す(左右それぞれ30回)。足の指を広げる=足指グーパー運動(左右それぞれ10回)。ふくらはぎを伸ばす(左右それぞれ10回)。これらは準備体操みたいなイメージです。

●ベッドに腰掛けて、

・・・①ふくらはぎをマッサージ(太ももを上げて膝から下を脱力した状態=ふくらはぎには全く力が入っていない状態にして)。下から上に、左右それぞれ30回。この時、呼吸は、吸って、長ーく吐く。3秒吸って、7秒吐くイメージ。

・・・②右ひざの上に、左の足首をのせる。左の足指の間に、右手の指を挟む。右手の親指が左足の親指の上にくる。右手と左足の指を挟んだままで、足首を前後左右に回す。左右それぞれ30回。(これは最初、かなりキツイかもしれません。僕は大変に痛かったです。慣れれば、簡単に指を挟めます。手の親指で足の親指の腹のところ(=「太白」というツボです)を揉みながら回すと効果的です。

・・・③スクワット。無理のない範囲で。ゆっくり10回、元気があれば、10回を2セット、3セット。スクワットは、くれぐれも膝に負荷をかけないように。これが肝要です=背筋を伸ばして胸を張り、おしりを突き出すような恰好が膝に余計な負担をかけない。

朝、これだけやって血圧計で計測すると上下とも10前後は低くなっているように思います。これで体質改善につながっていると考えて良いのか、その時だけの運動の効果と思うべきなのか、まだ、不案内なのですが、今は体質改善につながるものと信じて続けております。

 

●とにかく歩く

前にも書きましたが、通勤途上のエレベーター・エスカレーターは出来るだけ乗らない、階段を歩く。ゴルフをする時も出来るだけカートに乗らない。芝生の上を気持ちよく歩く、それがゴルフの楽しみの一つと考える(但し、自分の体調をよくコントロールしてやることが肝要です。無理はいけません、特に暑い時。)。 

会社の仲間と「山歩きの会」を半年に一回は開催しています。山を登る、山を歩くというのは運動以上の面白味があります。気分爽快になります。山はどんなに低い山でもキツイものです。とにかく、最後まで自分の足で降りてこないと話になりません。”しんどいからこの辺でお終い”と言えない。たまにはチョット無理してでも体を動かさざるを得ないことをやるのも良いことだと思っています。出来れば、もう少し回数を増やしたいなあ。日向にいる時には一人でよく登りました。自分の体力に自信があったからでしょう。今は、仲間と一緒に行くことにしています。

 

●会社・事務所でのラジオ体操

うちの会社・本社工場では、朝と午後の二回、音楽に合わせてラジオ体操をやっています。僕もケッコウ真剣にやっています。これは大変に良いと思います。膝をゆっくり十分に屈伸させる、腕を大きく振る、手足を伸ばす。大変によく出来たストレッチ体操です。

テレビのラジオ体操をDVDにコピーして友達に配布している先輩がいます。もらった方がご家族共々、毎日、そのDVDを観てラジオ体操している、体の調子が良くなったと喜ばれているとか。

 

  ●事務仕事をしている時間帯に・・・③は、机に向かって事務作業をしている時、一時間に一度位やるのがお薦めです。それに加えて、直立姿勢で、かかと上げ運動(一回あたり、50-60回ほど上げ下げする)と組み合わせるとより効果的です。

 

●お風呂でのんびりと・・・①、②は、ぬるめのお風呂に腰下のみ浸かりながらやると気持ち良いです。これも大変に効果的です。

 

 ●ツボ・マッサージ・・・喉仏の両側に「人迎(ジンケイ)」というツボがあります。指を押さえるとドクドクと脈打っているところです。息を吐きながら5秒ほど押し、息を吸いながら5秒ほど離す。これを左右、5回ほど繰り返す。体質改善につながるものか、その時だけ効果がでるだけのものか不案内ですが、少なくとも、カッカする時に手をそっと添えると冷静になれるそうです。スポーツジムの受付では、このツボを押すことを忘れておりました。

 

●そしてよく寝ること。・・・効果的な時間にぐっすりと休めるように寝ること。夜の10時から朝の2時の間が、眠りの質が最も高い。細胞の修復と再生にかかわる成長ホルモンの分泌が盛んになる時間とのことです。夜の10時に毎日寝るというのは、至難の業かと思いますが、早や寝・早起きは理屈に合っているようです。僕は、昔は夜更かしの方でしたが、最近は、なんとか夜の12時前にはベッドに入っているよう心掛けています。最も、その後も、本を読んでるかもしれませんが・・・。

 

 

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 奥日光、湯滝。かみさんのお母さん(大おばあちゃん)、お姉さんと四人で。往年の美女三人に囲まれての旅行です。湯滝は、中禅寺湖男体山を抜け更に奥に入ったところ。近くの駐車場から歩いて行ける名瀑です。真ん中の岩が、滝に打たれるお不動様に見えると。大おばあちゃんは歩くのはやや大変なのですが、ミンナに助けられ、ちゃんと湯滝のビューポイントまで足を運びました。偉い!。旅行中、食事は娘に負けず堂々の完食でした。2017年8月20日撮影。

 

●百歳の母の完食山笑う 木村しづを 日経俳壇(4月15日)

・・・うちの大おばあちゃんは、もう少しお若いです。

 

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湯滝の傍にある蕎麦屋さん。店頭で、鮎の塩焼き・団子の串焼きを焼いてます。これも、大おばあちゃんはしっかりと食べました。