クルルのおじさん 料理を楽しむ

W杯2018ロシア

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国宝姫路城。1993年(平成5年)12月に、奈良の法隆寺とともに、日本で初めての世界文化遺産となっています。2009年から6年かけて大規模の保存修理工事が完了して、2015年3月から大天守の一般公開が再開。改修後、初めての訪問です。以前に行った時よりも立派に美しくなっていました。暑い中ではありましたが、大天守の最上階まで足を運びました。大満足。2018年7月19日、撮影。

 

 

 

既に古い話題かと思いますが、W杯2018ロシアを堪能させていただきました。『卒業』後、翌日の(いや、深夜の試合では当日の)予定が詰まっていないことの有難さです。テレビの報道取材で「深夜の試合を見ますか?」と街頭インタビューしていましたが、かなり(ほとんど)の方が、翌日(当日)の予定はいつも通りではあるが「絶対、見たい」との答えでした。4年に一度、それも日本チームが大健闘した大会ですから、然も有りなんと感じます。前回のW杯の時もそうであったと思いますが、深夜の試合で日本チームが得点を挙げたり、逆に点を取られたりした瞬間には、深夜であることを完全に忘れて「ギャー!、オオッ!」と大声をあげてしまいます。思わず、ご近所さんにご迷惑をかけたかと心配になりますが、何のことは無い、ご近所さんでも同様のリアクションがされていて、笑ってしまったり。日本中で一体感が高まっている瞬間であると楽しくなります(お休みになってらっしゃった方には、本当に申し訳ありません)。

 

 

優勝はフランスチーム。チーム全体が若いチームですが、中でも19歳のエースが一躍次世代のスーパースターとして大きく注目されました。フランスの優勝は20年ぶり二度目とのこと。

フランスチームのW杯で記憶に残っているのは、ジダン選手が決勝戦の延長時間帯にイタリアの選手にヘッドバッド(頭突き)をかまして一発退場となり、結局はPK戦で負けてしまい優勝出来なかった大会。あれは2006年ドイツ大会だったそうです。

 

また、大きく取り上げられていますが、20年前の1998年に初めての優勝をした時のキャプテンが今回のフランスチームの監督であるデシャン監督です。選手と監督の両方でw杯優勝したのは、ブラジルのザガロ、ドイツのベッケンバウアーに続いて史上三人目とのこと。ザガロさんは1950年代に活躍された選手だそうですから、まったく覚えていませんが、ベッケンバウアーは僕らの世代にサッカーの面白さを思い知らせてくれたスーパースターの一人です。彼がw杯で優勝したのは1974年のこと。地元西ドイツでの開催。西ドイツ、東ドイツという二つのドイツがあったこと自体が懐かしい思いがします。この年は、僕はニューヨークに長期研修で赴任していた時でした。日本でも、そして、アメリカでもサッカーは今ほどの人気を集めてはいない時代。W杯の話になっても関心が無い人も結構いたほど。それでも熱心なフアンはいるもので、ベッケンバウアーを話題にして、彼の柔らかい膝の動き、冷静沈着なプレイぶりを称えあって盛り上がったことを覚えています。彼が監督でW杯を制覇したのは、1990年イタリア大会だったそうです。

ちなみに、日本がW杯に初めて出場したのは、1998年フランス大会。デシャン監督がキャプテンとして優勝した大会です。日本は予選リーグ全敗して敗退。まだまだ歴史が浅いということでしょうか。

 

 

最優秀選手は、クロアチアを初めての決勝に導いたモドリッチ選手。7試合の合計で694分のプレイ時間は今大会の最長とか。クロアチアというのは人口が約4百万人の小国、地図上でどこにあるのか正確に示せる人はほとんどいないかも知れません。彼と彼らのチームにとってW杯決勝に進んだということは、まさしく国の歴史に記録を残す大偉業であったと感じます。あっぱれ!。

  

 

今回の日本チームは、前評判が芳しくなかったにも拘わらず大健闘でした。決勝トーナメント進出を決めた試合、”1点差の負け”を死守する戦いぶりには、評価が分かれたようです。海外のメディアからも「サムライ魂が無くなった!」と酷評されていた由。結果は、決勝トーナメントのベルギー戦の大健闘が全てをカバーしてくれたと思います。ベルギーに2点を先制した上での、2:3の逆転負け。初めてのベスト8は残念ながらお預けとなりました。健闘を称える解説がなされていますが、選手の皆さんは世界トップレベル(=ベルギーは世界ランキング3位です)が死にモノ狂いになって反撃した時の恐ろしさを肌で痛感したことと思います。今までは”善戦”の一言で終わっていたものが、今回、2点をリードして勝ち切ることの難しさを本気になった世界3位に思い知らされたということでしょう。まだまだ、歴史、経験の差が大きいのだと感じました。それでも、感動させてくれた日本チーム、監督、選手に拍手を送りたいと思います。

 

四年後を今から楽しみにしていたいと思います。

 

 

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クルルのおじさんの一人料理。Smart Natural Lifeを提唱されている上田涼子さんのブログを拝見、「ラップ成型もコンロもいらない、炊飯器で作る”やわらかジューシー鶏ハム”」のアイデアを基にして作ってみました。この写真は、二回目にラップ成型をしてトライしたもの。

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「炊飯器の保温機能を活用すれば良い」、「そのためには耐熱仕様のポリ袋があれば良い」という考え方に感心してやってみました。二回目は、ラップ成型したものを耐熱仕様のポリ袋に入れ、基本の調味に加え、シソの葉、バジルの葉、粒胡椒を加えてやってみました。「電気炊飯器の活用で時間はかかるが手間はかからない」料理です。次回は、カミさん、家族に自慢してみようかと。ちなみに、耐熱仕様のラップは東急ハンズ渋谷店で、岩谷マテリアルの”アイラップ100”を購入しました。2018年7月9日、料理と撮影。