クルルのおじさん 料理を楽しむ

写真ストーリー「新年会=街の景色」と(おまけの)料理 

 

いきなりテーマとは異なる写真ですが・・・。「松竹梅」の梅が咲きました。東京、神奈川で新年会を楽しんだ後、名古屋の隠れ家に戻ったら優しい桃色の花が咲いていました。自動給水システムが機能して4日間で2ℓペットボトルの水が半分ほど給水されていました。その後三日経過。ほぼ満開の状態の時に写した写真です。2020年1月16日、撮影。

 

 

一月も第二旬になっていますが、幸せなことに新年会が続いています。普段はブログに掲載する写真が不足して困っているのですが、今回は面白い写真がたくさん撮れましたので、写真を中心にしてお喋りを。高校時代の同窓会の話が中心ですが、題して『写真ストーリー「新年会」=街の景色』。おまけ(の写真)はモチロン「料理」です。おまけのおまけも付けてしまいました。

 

 

2020年1月15日、熱田神宮に参拝に出かけました。

名古屋市熱田区にある熱田神宮三種の神器の一つである「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ )」を祀る神社です。6万坪の敷地。写真は樹齢1千年を超えると言われる大楠。弘法大師さんお手植えとも伝えられているそうです。初詣には毎年2百万人以上の参拝がある由。  

  

 

     

 

 この日、熱田神社では「歩射の神事」が行われていました。豊年と除災を祈る神事とのことです。僕たちがのんびりと境内を散策している途中、突然に大歓声が響き渡りました。”やっ、何事が起ったか?!”。この神事は六人の射手がそれぞれ2本づつ三回、合計36本の神矢を放つものです。左の写真です(これは仲間が熱田神宮のHPから転載して送ってくれたもの)。そして、最後の矢が射られたと同時に参拝者たちが一斉に大的を目指して殺到、大的に付された木片を奪い合います。この木片が魔除けとして御利益があると言い伝えられているからです。丁度、僕たちが聞いたのはこの最後の矢が放たれた瞬間、参拝者さんたちが木片を目指して殺到した時の大歓声であったようです。

 

 

しばらく奪い合いの凄まじさを見物していましたが、徐々に落ち着いて一段落してきました。親切な方がこの木片と大的の背板に敷き詰められている藁(これも御利益があるらしい)をお裾分けしてくれました。右の写真は仲間の一人が家に持ち帰り、藁で輪っかを作り木片を飾ったもの。娘さんにこの木片と藁をセットにして”これは大変に有難いモノである!”と恭しく授けたそうです。ちょっと手を加えるだけで確かに有難さが倍増=御利益も倍増しそうですね。この一手間を加えるのがエライ。左の写真は(熱田神宮のHPに掲載されている)神事の様子ですが、僕たちは、この写真の大的の向こう側の静かな道を散策している途中の出来事でした。

 

 

この日は、高校時代の同学年の集まりでした。令和の新年初めての集まり。この地域在住のいつもの4人組で熱田さんに参拝に行こうということになりました。「歩射神事」で期待していなかった木片と藁をゲットして大喜び。夕方、日が陰り始めると一気に寒くなってきました。夜は、北海道からの新しいメンバーを迎えて新年食事会。これが今回のメインイベントです。名古屋駅セントラルタワーズの12階の和食のお店に。幹事さんの計らいでお値打ちコースを堪能。食事のあとは健康のため「カラオケ」に。年を取ると大きな声を出すのは健康のため、カラオケも健康のためです。楽しく盛り上がったあとは、健康第一に早めの解散となりました。

 

 

話が前後しますが、この日の前週末に、同じく高校時代の東京・関東地区の同学年の集まりが横浜で開催されました。 仕事生活を卒業して以降は、出来るだけこの種の集まりには参加しようと考えていたので、昨年から顔を出させてもらっています。二年連続の参加です。僕の高校は、何回も記載していますが、大阪府大阪市のど真ん中にある高校です。卒業後、大阪ではもちろん、東京中心の集まりも継続されています。昨年に続き、横浜ベイホテル東急の最上階近辺の展望の良いレストランの一室を借り切って行われました。

 

 

みなとみらい駅からすぐ近くのホテルですが、今回は、早めに到着して近くを散策しました。むかーし昔、まだ20代の商社勤務時代のころ、仕事でよく横浜港の山下埠頭辺りに来ておりました。輸入された大豆を保管・加工する倉庫がこの近辺にあり、仕事のあとは桜木町辺りでよく飲んだものです。裕次郎の映画に出てきそうな飲み屋がありました。今は、立派なビルが沢山出来ており、すっかりキレイな街並みになっています。改めて街の変わりようにビックリです。

 

 

よこはまコスモワールド」。ベイホテルの前にあります。奥に見えるのが大観覧車、手前の空飛ぶ円盤(表現が古いなあ、と自分でも思いますが)の様なのは、スーパープラネットとかギャラクシーとか呼ばれる絶叫型の乗り物です。ここはオープン型の遊園地で入場料はかかりません。乗り物の乗車券のみ支払えばよい仕組みになっています。入り易いですね。この乗り物の注意書きには「年齢制限、64歳まで」と記載されていました。別に乗りたいと思ったわけではないのですが、やや、複雑な心境です。看板を足で蹴ったりはしませんでした。

 

 

この日の同期会の集まりには、総勢20名弱が参加。東京・関東圏だけでなく、大阪やそれ以外の地域からも参加されてます。会の名称は「獅子丸会」と言います。高校卒業が昭和44年であったので”シシ”丸会。これが、この年次の同窓会の正式名称。前述した名古屋の集まりは「獅子丸会の名古屋の会」ということなのですが、ある時ある人が”せっかくだから名前を付けよう”と言いだして自ら「あほ桐会」と命名しました。それ以降”「あほ桐」の集まり”と言うようになっています。大阪弁のホンワカした「あほやなあ」というイメージを大切にしたいとメンバーの皆さんのお気に入りの名称だと思っています。

 

 

今回の「獅子丸会」関東圏の集まりの幹事さんは大変に気配りの人で、”わざわざ、東京・関東圏以外から食事会のみに参加してもらうのは心苦しい。翌日に東京を楽しめる企画をして都合が付けば参加してもらい是非喜んで帰ってもらおう”と特別ツアーを企画してくれました。豊洲でやっているチームラボを中心にした特別イベント企画です。僕は最近の東京事情には全くの不案内なので喜んで参加させてもらうことにしました。チームラボがどんなモンか全く知らない状態でありました。

  

 

teamLab Planets Tokyo、豊洲。2020年1月12日、撮影。 

  

チームラボというのは、デジタルコンテンツ制作会社だそうです。といってもピンとこないですが、とにかく、東大、東工大の大学院生の方々が設立した会社。プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、絵師、グラフィックデザイナー等々、時代の先端を行くプロが集結。集団的創造をされている由です。

 

僕たちが行ったのは豊洲でやっている「チームラボ、プラネッツ」。大きな体育館のような建物に四つの空間を設けている。僕なりの解釈では、土・水・空気・光をテーマにしているのではないかと。ここは写真撮影が自由です(ストロボはダメ)。左の写真は、光の間。右が、水の間。鏡をうまく使ってあり、空間の上下の広がりと奥行きが俄かには捉えられない、頭で理解できない状態になります。”体で触れる、その空間に身を置いて感じる”ことをテーマにされているとか。水の間では、裸足になってズボンの裾を膝まで上げて水に入ります。プロジェクション・マッピングで鯉が泳いでいたり花が浮かんでいたりしています。人が歩いて水面が揺れても、鯉の姿、花の姿は歪みはしない。これ当たり前なのかしら?。小さいお子様連れ、赤ちゃん連れのご家族もいらっしゃいました。水の間では、小さい子供はパンツが濡れるかも。”鏡を駆使しているのでスカートは避ける方がよろしい”と気配りの幹事さんが連絡してくれましたので、僕もズボンを穿いて行きました。

 

 

   

 チームラボを体験した後、豊洲市場を見学に。お休みの日ですが市場全体を散策しました。左の写真が市場の屋上からの景色。遠くに見えているのは東京レインボーブリッジです(多分)。見学後に、のんびりとお昼を取り、その後、お登りさん宜しく”スカイバス”に乗りました。丸の内から東京タワー周辺、そしてレインボーブリッジを走行してくれました。逆側から豊洲を眺めたことになります。

 

 

カイバスに乗車する時には、小雨がぱらつき始め気温も低下したお天気で見物客も極めて少数。結果的には、僕たち5人のグループだけでした。頭からすっぽりとかぶる大きなカッパを着用して乗車。このバスは二階席のみに乗車するように作られています。貸し切り状態であることも手伝い気分はすっかり高校生、まあ修学旅行気分ですね。二階席から地上を行き交いする人々を見て笑っていましたが、地上の人々は”こんな寒い、天気の良くない時に安物の大きなカッパをすっぽりと被って観光バスで都内見物をしている田舎者”と映っていたことでしょう。

  

 

今回の5人組は全員がスマートフォン利用者。仲間の一人が手際よくラインでつないでくれました。お互いに撮した写真をラインで交換。直接に話するのとラインで交信するのと、また、違った趣があると思います。今回の五人のラインは「チームラボ」と命名されました。なんと、この命名した方が 「獅子丸」の名づけ親であることを知りました。”なかなかセンスのエエやっちゃ!”。また、「チームラボ」のメンバーが「あほ桐」のメンバーとイロイロな接点があることも分かりました。類は類を呼ぶものか。ラインを通じて二つのグループの交流が深まっています。「あほ桐」の方は幹事役がまだガラ系なので正式な「あほ桐」グループのラインは出来ておりませんが、とにかく、通信機器の発達でグループの交流が深まるのは面白いことだと思っています。

 

同期会の「獅子丸会」のもとに、名古屋の「あほ桐」の集まり、特別イベントの「チームラボ」、イロイロな組み合わせの楽しい集まりが出来て嬉しいものです。

 

  

おまけ・その1、料理の写真です。「居酒屋ヒデさん」、お昼の料理。2020年1月13日、撮影。 

「チームラボ」の翌日、成人の日のお休み。長女の旦那さんの「居酒屋ヒデさん」にカミさんと二人でお邪魔しました。急なアポにもかかわらず、チャチャっと準備してくれてお昼から楽しく歓談しました(翻訳すると、お昼から飲みました、という意味になります。ビールと美味しい白ワインを頂きました)。今日の料理は、写真奥から「エビのマヨ炒め、大根スティックとトマト・スナップえんどうのサラダ、茹でブロッコリーとシラス・グリーンリーフのレモンサラダ、チャーシュー、ブリ大根、ネギの塩レモンマリネ、スモークサーモン・チーズとキャベツのミルフィーユ。この後で僕の大好きなカキとマッシュルームのアヒージョを出してくれました(写真を撮るのを忘れた)。

 

 

おまけ・その2、料理の写真。ヒデさんに教わった料理を翌日に名古屋の隠れ家でやってみました。写真左から、カキのアヒージョ、マッシュルームにブロッコリーも加えてしまいました。”あまりゴチャゴチャ加えない方が良いのかしら”と反省。エビのマヨ炒め、これもエリンギを加えました。同様の反省。ネギの塩レモンマリネ、レモンをたっぷり絞りました。これは見た目はパットしないがなかなかに美味しく出来ました。

    

 ちなみに、居酒屋ヒデさんのレモンも、僕の使ったレモンも年初に兄の家に行ったときにお土産に沢山頂いて持ち帰ったモノです。2020年1月14日、料理と撮影。

 

 

おまけ・その3、これで最後です。2020年1月15日、撮影。

    

名古屋駅ゲートタワーモールにあるスタジオジブリの「どんぐり共和国」。トトロとネコバスがお出迎え。愛・地球博記念公園ジブリパークは2022年にオープン予定です。今年のオリンピックのあとのメインイベントは、ほとんどの方は2025年の大阪万博、というでしょうが、どっこい、その間にこのジプリパークのオープンがあります。

 

この隣にある銀行に用事があったので立ち寄って撮影しました。この後、前述の熱田神宮の参拝につながります。ほぼ一週間、楽しい新年会が続きました。

 

 

 来週から鯱城学園の三学期が始まります。飲んでばかりいないで、真面目な学生生活に戻ることになります。と思って手帳を見たら、会社の新年会、鯱城学園の新年会、まだまだ沢山の予定が入っていました。嬉しい限りです。風邪を引かないように、飲み過ぎ・食べ過ぎに注意して元気に予定をこなしていきたいと思います。日野原さんのように何年も先の予定を沢山入れて楽しみにしながら。 

 

 

新春、今年のやりたいことをイロイロと妄想して、その中から、ちとハードルが高そうなことを二つ選んで挑戦しようとしています。有言実行を目指そうかとも思ったのですが、余り、自分にプレッシャーを与えずにのんびりとやっていこうかと。もし上手く進めることが出来ていれば、半年から一年後のブログで紹介したいと思います。期待をされないで、その時期が来るのをお待ちいただければ嬉しいです。