クルルのおじさん 料理を楽しむ

行楽の季節

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小雪チャンとパパ(僕の長男)の車で「愛・地球博記念公園」に出かけました。お目当ては「サツキとメイの家」。小雪チャンが大好き。この日は近くの東山動物園に行くつもりであったのですが、事前予約をしておらず入場が出来ませんでした。相談結果、ちょっと足を延ばしてもらって「愛・地球博公園(モリコロパーク)」に行くことにしました。写真は公園の北側にある大観覧車。てっぺんまでゴンドラが上がると地上の施設、車、歩く人がホントに小さく見えます。小雪チャンは大喜び。

 

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休憩所でも「となりのトトロ」が迎えてくれます(左)。右は、愛・地球博のキャラクター「モリゾーとキッコロ」の植え込みです。二人は「森の精」だとか。モリゾーは森のおじいちゃん、キッコロはこどもだそうです。残念ながら「サツキとメイの家」は当日の入場券の配布が完了しており入場出来ませんでした。入口近くまで行って家を見ることは出来ました。小雪チャン、又もや残念。また、来ることにしました。2021年10月10日(日)に訪問、写真撮影。

 

2022年秋には、この公園内に「ジブリパーク」が順次オープンします。昔のブログの記事です。

 

kururupapa.hatenadiary.jp

2017年の6月の記事。この時には「サツキとメイの家」を見学出来ました。今回はこの写真の一歩手前にゲートを設けられており入場管理がされていました。



緊急事態等が解除されて、ちょうど行楽の季節を迎えています。「行楽」という言葉をしばらくの間、忘れていたように思います。日曜日ということもあり、この日の東山動植物園愛・地球博公園はそれなりに沢山の人出でありました。

皆さん、ほぼ全員がマスクを着用されていました。人流がある処では(もちろん、張り紙でマスク着用を呼び掛けていますが)マスクの着用が自然に励行されているように思います。日本人の対応能力は凄いなあ、と感心します。

 

有難いことに会食のお誘いもチョコチョコ頂くようになりました。こちらからも声をかけて機会を作るようにしています。とは言え、集まる人数は当分4人までにして、会食の時にはコロナ対応をシッカリされているお店を選んで。席は互い違いに座って、換気に留意して、消毒、手洗い・うがいを励行。

巷では、次の感染急増を懸念する声が依然大きいですが、日本人が全体としてのこの注意深い対応を継続するなら、意外と落ち着いた状態で年末を迎えることが出来るのでは!?と期待したくなります。先日、久しぶりにドラゴン先生と会食の折に話したら「あんたは甘い!」と一蹴されました。

ドラゴン先生とは11月に入ったら、京都トレイルを再開することに。いよいよ「北山コース」に挑戦します。北山コースの一回目は「比叡山から大原」に向かいます。今まで以上にハードなコース。安全第一で臨みたいと思っています(ちょっとは体を鍛えておかねば)。

 

 

10月14日(木)、「衆院解散、総選挙へ」となりました。TVニュースで、例によって解散詔書が恭しく衆院本会議場に持ち込まれ、議長が読み上げて衆院解散。「バンザイ」を連呼している多数の議員さんの姿を見ました。相変わらずの「儀式」風景です。

与野党の政策を一覧するに「バラマキの大合唱」のように感じてしまいます。新聞でも「大判振る舞いを競う経済論戦でいいのか」(10月15日、日経社説)。与野党ともに「あまりに無責任」な人気取り政策を前面に押し出しているような印象を受けてしまいます。

 

文藝春秋11月号に「財務次官、モノ申す・・・このままでは国家財政は破綻する」という現役事務次官さんの投稿記事が掲載されています。タイミングが良いですねえ。主旨も良かったと思いますが、考え方も立派だと感心しました。かつての名官房長官であった後藤田正晴さんの訓示「勇気をもって意見具申せよ」を役人道の基本と位置付け、「コロナ対策は大事だが・・・」「人気取りのバラマキ(政策)」を痛烈に批判しています。読み応えのある意見であると思いました。

残念なことに、ご自分でも記載されていますが「財務省は、公文書改ざん問題を起こした役所」「世にも恥ずべき不祥事まで巻き起こして・・・」「猛省の上にも猛省を重ね、常に謙虚に、自己検証しつつ、その上で『勇気をもって意見具申せねば・・・」と記載はあるものの、この件は明確な説明責任が果たされたとは到底考えられないままの状態。この投稿の主旨とは別な次元の問題ですが、このような具申を行う立派な役人さんが歯切れが悪い記載にならざるをえないというのは政権与党・官邸の問題、役人内部の村の問題の両方だと厳しい言い方をせざると得ない。折角の良い具申にも影を落としてしまう、負い目を引きずってしまう、寂しい情けないことだと感じます。

 

 

「行楽」の続きです。

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名古屋市緑区有松にある「藍と有松しぼり」のお店「中濱商店」の中濱邸です。登録有形文化財。秋の良き日に高校時代の仲間4人組で散策しました。このお店にぶらっと入って見学していたら店の女将さんが随分と親切に有松の街のこと、有松しぼりのことを説明してくれました。このお店は東海道に面しています。写真の前の道が東海道です。昔むかしはこの道を参勤交代の行列が通過したそうです。この屋敷は二階建てですが、行列を二階から見下すことは許されないとのことで高さ・窓に制限が設けられているそうです。一時間ほどお邪魔したでしょうか。気配りの幹事が気を遣って、そこそこ高価な「有松しぼり」のお土産を自腹で買っていました。幹事くん、エライ。

ここから東の方に行くと桶狭間古戦場公園への交差点があります。西の方10分程歩くと歌川広重が「東海道五十三次」で描いた鳴海の街並みに繋がります。次の版画絵のような街並みが残っています(ただし、今は背景に高速道路が見えてしまいますが・・)。

 

鳴海 名物有松絞|歌川広重|東海道五拾三次|浮世絵のアダチ版画

2021年10月8日、散策。写真はいずれも有松・鳴海紹介のHPからのコピーです。

 

 

NHK俳句、10月第二週です(これは僕の備忘録として記載しています。お付き合い頂ければ嬉しいです)。司会は岸本葉子さん、選者は2021年度上期の鴇田智哉さんの後を受けて、下期は阪西敦子さんが登場。1977年生まれ。現在出演中の選者さんのなかでは最年少。「ホトトギス」の同人だそうですから、保守本流?の俳人になるのかな。ゲストはソムリエの若林英司さん。阪西さんの講義のテーマは「季題あるがまま」。テキストを見ると「歳時記に載っているから季題なのではなく」、「季題は・・・時間の経過とともに立ち現れて、時の移ったこと、新たな時間が訪れたことを知らせてくれるもの」と説明されていました。「原点に戻って、その『あるがまま』の姿をみつけよう」と。

今週の兼題は「新酒」ですが、例句として「季題を時の移り変わりとともに立ち現れてくるもの」と唱えた高浜虚子の句を紹介、

   二三氏の携え来る新酒かな   高浜虚子

 

ソムリエの若林さんが日本酒をワイングラスで飲むことを提案。普段、お猪口で飲んでいる時にはあまり感じていないであろう日本酒の色(濁り具合)や香りに気づく。甘みと酸味を同時に感じることになり一層口当たりが柔らかくなることを説明(これは、お酒大好きな僕としては全く同感、その通りだと思っています)。お酒好きな阪口さんは、ワインを飲む時のように鑑賞してから一口ごくっと。そして即興で一句、なかなかいい企画ですね。

   眺めては口へ運びて新酒かな   敦子

 

今週の特選三句です。兼題は「新酒」です。

一席   今年酒男励ます男たち

二席   左右みて前みて新酒利きにけり

三席   筋肉に随意不随意今年酒

 

二席の句は若林さんも取っていました。「まさにソムリエとして利き酒をやっている時の景色そのもの」であると。

面白いと思った句です。

     新酒抱きにやりにやりとチャイム押す

 


おまけの料理です。

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左;ツナ缶ともやしのお焼き。引き続き、粉モン系です。かぼちゃと玉ねぎのオーブン焼きを添えて。大根おろし、辛し醤油・マヨネーズ、ポン酢で。美味しかったです。

右;最近ハマっているネギ・じゃこチャーハンです。油揚げを加えました。旨い。

2021年10月6~9日、料理と撮影。

 

  

「行楽」のおまけです。名古屋市美術館に行きました。

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明日、10月17日(日)は、司くんの「お食い初め」の儀です。カミさんも神奈川から参加。のんびりと二人でフランソワ・ポンポン展に行きました。「動物を愛した彫刻家」です。左は入口に展示されていた彼の代表作。ここまでは撮影OK。右は地下の常設展示場の入口にある現代アメリカ人作家の作品です。傾いている家(ビル?)好きですね。2021年10月15日、撮影。

人の動きは間違いなく増えてきているようです。やはり、油断は禁物ですかね。皆さまもくれぐれもご自愛下さいませ。