「酷暑に読書」の続きです。隠れ家の本棚で河合隼雄さんの「大人の友情」が目に留まりました。昔(と言っても数年前に)読んだ本の内容を覚えていないことが多くなっています。
ただ、 ”アッこの本(この筆者)オモロかった” と言う記憶だけは残っています。その記憶を頼りに最近、読み返しすることが多くなっています。幸いにハズレはまずありません。前回のブログのタイトルが「大人の絵本」でしたから、「大人」繋がりも面白いと思い読み返しました。
「大人の友情」、河合隼雄さん著、朝日文庫、2008年2月第一刷、2013年7月第四冊。
初出は2005年2月、朝日新聞社刊行。河合さんは1928年のお生まれで2007年7月に他界されていますから、初出はまだご存命の時であったことになります。
目次を辿るだけでもこの本の内容を窺がえるかと思いますので、主な項目を羅列します。
・友だちが欲しい/・友情を支えるもの/・友人の出世を喜べるか/・「つきあい」は難しい/・ポンユー/・裏切り/・友情と贈りもの/・境界を超える友情
読んでいる途中で、記憶が微かに甦り、このブログでも河合さんのことを記載したことを思い出しました。無事に探すことが出来ました。
河合隼雄、白洲正子、小林秀雄、ちょっと離れて、内田樹等々にハマっている時でした。懐かしさと共に、当時(2018年9月)、「7月豪雨」「かつて経験の無い暑さ」から「台風により関西空港の全面閉鎖」、更に、「震度7の北海道地震」があったことを思い出しました。
楽しい思い出も見つけました。この時のブログのアイキャッチ画像は「青山やぶ蕎麦」ですが、この時のメンバーとは今も年に一二回懇親を続けています。そして、本年の11月には名古屋に一泊二日で遊びに来てくれます。僕が幹事です。名古屋メシ、「豊臣兄弟」等の名古屋の歴史観光をテーマにしようと思っていますが、まだ全く何も準備しておりません。そろそろ具体的に企画構成し始めなければと思います。
「大人の友情」の最終章「境界を超える友情」に「戦場のメリークリスマス」のことが記載されています。以前、読んだ時にもチャンと鉛筆で線を引いていましたが、読み直して改めて驚いてしまいました。
以下、抜粋・(ストーリーの)要約です。
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著名作家のロレンス・ヴァン・デル・ポストは第二次大戦のときにジャワで日本軍の捕虜になる。君臨する日本軍の鬼軍曹が虐待の限りを尽くしている。そのなかでロレンスは軍曹に友情を感じるようになる。鬼軍曹ハラもロレンスに親しみを感じはじめる。
しかし、そのためにハラはロレンスに特別に酷くあたってくる。これが友情の表現なのだ。
「ろーれんす、めりい・くりーすますぅ!」
ロレンスは死刑になるところをハラによって救われた。
終戦で立場は逆転、ハラは戦犯となり死刑を宣告。ロレンスは助命に奔走するが無駄であった。
この体験をもとにヴァン・デル・ポストは「影の獄にて」という小説を書き、それが後に「戦場のメリークリスマス」として映画化されたので、それを観た人も多いことであろう。
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河合隼雄さんの解釈は「両者はそれぞれ相手の世界に半歩踏み込み、それによって深い友情を結ぶことになった」「東洋と西洋という境界を超えての友情がそこに成立する」と。
「影の獄にて」は邦訳されている由です。思索社、由良君美・富山太佳夫訳。もう一度、映画を観たくなりました。この本も探してみようかと。
今年、心音先生に教わっているピアノ曲が「Mery Chrisumas Mr.Lawrence」なのですが、僕には大変に難しい曲です。苦戦している真っ最中ですが、気合を入れ直して頑張ってみようと。いいタイミングで「男の友情」に出会えたものだと思いました。
NHK俳句です。8月第三週、選者は小川軽舟さん、ゲストは写真家の浅田政志さん。今週の兼題は「父」。名句の紹介です。
もの言はず墓参の父にライター貸す 大塚凱
ぶらんこを押してぼんやり父である 高柳克弘
母のもの捨つる終活父の汗 小川軽舟
テキストに載っていた”いいな”と思った句です。
秋風やカレーにソースかけて父 小澤實
子にみやげなき秋の夜の肩ぐるま 能村登四郎
特選句で面白いと思った句です。
湯上りの父を待ちおり冷奴
健脚の父の徘徊夏あざみ
特選三句です。
一席 虹消えて父の大きな手が肩に
二席 新盆の父の机を拭きにけり
三席 杖の父戸口に待てる帰省かな
駄句です。
白和えのレシピ集めて夏休み 孔瑠々
孫去りてホッと一息手が寂し 孔瑠々
名東陶芸クラブの作品が焼き上がりました。

左;マグカップ、ちとバランスが良くないですが面白く焼き上がりました。285g。内側は透明釉、外側に黄瀬戸を掛けました。
中;納豆鉢、釉薬は同様に掛けましたが随分と斑になってしまいました。面白い色合いです。222g。
右;ぐい吞み、内側に透明、外側に白萩釉を掛けました。初めての釉薬。なかなか味のある釉です。101g。
有難いことに焼成の頻度が多くなってきてます。頑張って作陶しようと思います。
「大人の絵本」も楽しんでいます。

きゅうりを炒めたのは初めて(多分)、ずっとそのまま”生”で頂いていました。美味しかった。

アボガド料理です。

これは、先日、居酒屋ヒデさんが隠れ家でやってくれたのをマネしてやってみました(買った来たのを温めただけですが)。美味しかった。
今日は、楽陶館の研究Bコースの初日でした。明日は守山の陶芸クラブ、明後日は名東の陶芸クラブ、三日連続で陶芸三昧となります。体力がついて行けるか、はたまた、そのうちどこで何を作陶しているのか分からなくなってしまうのではと。
流石に暑さには少し慣れて来ていると思いますが、油断せずに、無理しないで楽しみたいと思います。
皆さまも引き続きくれぐれもご自愛下さいます様に。


係の方から「丁寧に作られてます、タッチがイイですねえ」と褒められていました。隠れ家に四泊してヒデさんの実家に出発する時、「阿南のじーじに見せる」と大切に袋にしまっていました。ヒデさんは行ったり来たり隠れ家と実家を二往復です。お疲れ様です。














お題は「眞名井滝」。

