クルルのおじさん 料理を楽しむ

紅葉、11月の景色

名古屋市熱田区にある白鳥公園です。鯱城学園・園芸科の課外授業で庭園・植木の見学に行きました。平成3年(1991年)4月に開園した比較的新しい庭園ですが、講師の先生のお話では管理が行き届いており季節に応じた素晴らしい景色を堪能できる庭園とのこと。中部地方の地形をモチーフにして造られています。築山が「御嶽山」、そこからの水の流れを「木曽川」、水が注ぎこむ池を「伊勢湾」に見立てて『水の物語』をテーマにした池泉回遊式日本庭園であると。写真は庭園のほぼ中央、流れのほとりに位置する「清羽亭」、本格的な数寄屋建築とのことです。

 

  

左;竹林を通り過ぎて水琴窟の近くにある「あずまや」。あずまやを「四阿」と記載するのは知らず、読めませんでした。右;ツワブキの花。普通は「石蕗」と書きますが、「艶蕗」とも書くそうです。花は冬にかけて咲くので重宝されるとのことでした。

白鳥公園は熱田神宮からすぐの処にあります。2022年11月25日、撮影。

 

今回は11月下旬のキレイな景色、楽しい出来事の写真をたくさん入手しましたので、ブログでスライドショーの趣向です。

 

お馴染み、東山動植物園のライトアップ。昨年もブログに載せましたが、今年はコロナの規制も緩くなっているからでしょう、たくさんの見物客が来場されていました。重要文化財の温室前館(東洋一の水晶宮)です。

 

温室からなだらかな坂道を登ったところ。奥池、合掌作りの家があります。風も強くなく絶好の紅葉ライトアップ日和。この辺りはお薦め撮影スポットですから、大混雑ぶりでした。動植物園での「もみじ狩り」は11月12日から12月4日まで、紅葉ライトアップは11月18日から27日まで。撮影は11月27日、最終日でした。

 

 

京都です。南禅寺三門。待ち合わせの時間に余裕があったので初めて(入場料を払って)三門に入り上に登りました。・・・三門はよく「山門」と書かれるが、正しくは「三門」と書く。三門は空門・無相門・無願門の意味で仏教修業の三解脱をあらわす・・・入場券の裏面に説明書きがありました。全く、知りませんでした。

現在の門は藤堂高虎寛永5年(1626年)に再建したものとのことです。石川五右衛門を思い出して京都市街の景色を眺めてみましたが、それほどには「絶景」とは感じませんでした。内部のご本尊、天井の極彩色の絵は大変に立派なモノでした。三門に登ってからの撮影は外部の景色を撮ることも禁止されています。この辺りの考え方は凡人の僕にはよく理解・納得出来ません。

 

地下鉄・蹴上駅から南禅寺に向かう途中です。懐かしの「ねじりマンボ」。思えば「京都一周トレイル」の一回目がこのルートでありました。隠れ家に戻って検索してみたら2020年10月のこと。当時のブログを埋め込んでおきます(同じ場所で写真を撮っていました)。

 

kururupapa.hatenadiary.jp

 

 

有名な「對龍山荘」正面玄関です。

原則「非公開」の庭園です。たまに特別公開される時がありますが、万が一、特別公開に参加出来た時でも館長からは「ブログ、SNS等に見学したことを記載することもダメ、内部の写真を載せるなどは以ての外」と厳しいシバリが入るそうです。ウェブで検索すると特別企画の訪問記事等々が掲載されているし、チョット前の「ブラタモリ」では詳細な内部の映像が放送されていますから、これも大変に不可解なシバリです。

 

ブラタモリの当該放送の録画を残してあったので久しぶりに見てみました。2018年の放送であったように思います。「琵琶湖の水=琵琶湖疎水により京都の庭園の水、さらに石が整えられた」とオモシロイ切り口からの番組。この山荘のことも「ガイドブックに載らない別天地、高級別荘」であると紹介されていました。東山、更には比叡山を借景にした見事な庭園で、建物、庭園、自然が一体になった景色と説明されていました。タモリさんは「水三態、流れる、落ちる、溜まる、が全て織り込まれている」と絶賛。

京都はもともと水に乏しいトコロでしたが、明治23年(1890年)に琵琶湖疎水が完成。京都の産業発展に大きく貢献したのですが、それと同時に、この辺りに高級別荘がたくさん建てられる大きな要因にもなったそうです。水を十分に使うことが出来ることで滝、池を配置した造園が可能となった。更には庭園に配置する美しい石、滋賀県産の層状チャートの石=守山石が好まれたそうですが、その石を水路輸送で運ぶことが可能となった。琵琶湖の水が京都東山の庭園の美しさを創るもとになったとの見立てでした。別荘・庭園の景色もキレイでしたし、内容も充実したブラタモリらしい良い番組でした。

 

ドラゴン先生とライン交信をしていたら、僕の写真に負けじと写真が送られてきました。

 

ドラゴン岡崎マンション近く、くろ谷、真如堂界隈の紅葉。左は真如堂、境内の池。右は一面の落葉。なかなか玄人ぽいアングルで撮影したものかと。2022年11月27日(多分)ドラゴン先生、撮影。

12月の第一週の週末には京都トレイル、西山コースに挑戦する予定となりました。いよいよ京都一周トレイルの最終段階、楽しみです。

 

 

NHK俳句です。相変わらず僕の備忘録として書いています。お付き合い頂ければ嬉しいです。11月第四週。司会は武井壮さん、選者は堀本祐樹さん。ゲストには絵本作家の荒井良二さん。今週のテーマは「屋内」。このテーマを冬の季語で詠む。入選句で面白いと思った句です。

   図書館の本に冬日の温みかな   (温み=ぬくみ)

   短日や野良着のままで立つ厨

特選句です。

   六人が今は二人の炬燵かな

 

ゲストのエピソードを句にするコーナーでは荒井さんが色紙にサッと絵を描いていました。さすがにプロだと感心します。

 

テキストには「こころ放つなり」とのキーワードが記載されていました。テキストに掲載されていた句です。

   どつぷりとつかりてこその炬燵かな   中嶋秀子

   寄せ鍋の一人が抜けて賑はへり   千田一路

   熱燗の夫にも捨てし夢あらむ   西村和子   (夫=つま)

   白障子閉ざすはこころ放つなり   正木ゆう子

白障子(しろしょうじ)は冬の季語だそうです。これも知りませんでした。

 

 

仲間からチケットを貰ったので「やきものワールド」に行ってきました。愛知県体育館(=ドルフィンズアリーナと呼ばれています)で開催。「食卓を楽しくするアイテムが集まる、買えるブースが大集合」、「器の世界」です。ちょうどこの日の夕方が名古屋城で開催されている「菊花大会」の最終日。鯱城学園で展示している山菊の回収をする時であったので都合よく行くことが出来ました。ブラブラ見学していると感激の作品に遭遇済ました。犬も歩けば棒に当る?。

  

 

「クルルマーク」の剣山です。山口県萩焼のお店の作品。ご主人と話しましたが、このマークを知った上で作陶された訳ではありませんでした。渦巻き、クルクルした様が面白いと思って作陶された由。改めて「渦巻き=縄文=調和と永続」を思い出しました。一番、小さなモノを買って帰りました。隠れ家で早速に花を挿して。面白いモノだと思います。2022年11月23日、撮影。

 

 

実はこれが本日のメインイベント。陶芸クラブで作陶した「ピアノのお皿」。学園の文化祭が終わってから「心音」先生に見せたら喜んでくれたのでプレゼントしました。レッスンのあと、久しぶりに家飲み会をして頂きました。ご夫妻と三人で。オードブルのお皿に使ってくれて出してくれました。感激、嬉しいです。意外に様になっているので一安心、大喜びしました。

この日の趣向は「発表会、頑張ろう」。ピアノの脇には手製の日めくりが置かれており発表会までの日数が一目で分かるようになっていました。あと「42日」。これが頭に浮かぶと料理、お酒の味が分からなくなるほど緊張してしまう、と思っていたのですが、そこはお酒飲みの有難いところ。いつも以上に美味しく楽しくいただくことが出来ました。特にこの日はお品書きには無かった一品が登場。タッグのついた立派な「越前ガニ」がまるまる一杯。この日の朝に届いたそうです。ご家族の皆さんから「いいタイミングでの食事会で(僕は)運がイイですねえ」と楽しく囃されました。嬉しい限りです。大変に美味しく頂きました。

 

おまけの料理です。

野菜たっぷりラーメン。学園の仲間の一人が製麺会社のオーナー筋。ラーメンと焼きそば用の麺を分けてもらいました。連日、焼きそばとラーメンを楽しんでおります。やはり麺が旨いと美味しく頂けます。2022年11月27日、料理と撮影。

 

明日からは12月。ワールドカップで寝不足にもなりますが、皆さま、引き続きご自愛くださいませ。日本は決勝リーグにいけるでしょうか?。

 

 

立冬を過ぎました

 

予定通り、11月10日から12日まで鯱城学園・文化祭が開催されました。写真は陶芸科の展示室。奥の方は一年生の展示です。整然と苔玉が三列に展示されています。手前側が二年生。初日はやや寂しかったのですが、そこは二年生の底力!。野菜、果物、(自分で作った)陶芸作品に入った多肉観葉植物等々も持ち込まれてオオ賑わいの展示となりました。来場者には野菜や花の苗を配布するのが恒例になっていて、今回も多数の配布が行われましたので人気の展示室になっています。

 

更に今回は三年振りの開催ということもあり地元テレビ局の取材が入りました。たまたま僕の当番の時間帯で班長を囲んで仲間数名と歓談している時でした。アナウンサーらしき方が園芸科の展示室に入って来ました。頼りになる班長さんが丁寧に対応していると続いてテレビカメラが入って来ました。班長さんを全面に出して我々は邪魔にならない様に(映らない様に)後ろに回って応援(冷やかし?かな)しておりました。班長さんとアナウンサーとのヤリトリは予想以上に長く続き、5分以上はカメラが回っていたと思います。

”これはオンエアーされる可能性がありそうだ!”。

撮影終了後に放送の予定をお聞きしたら、この日のお昼のニュースで流される!とのこと。皆さん大喜びで自宅に電話したり友達に連絡を取り始めました。お昼の休憩のあと仲間の一人が早速に友達からラインで送られてきた放送録画を見せてくれました。便利なものです。班長さんがアップで登場、喋っている内容もテロップで流れて紹介されていました。皆で大喝采!。班長さんは「ほんの数秒しか映っていなかった」と不満があるようでしたが全体で1分程度の放送のなかで存在感は一番でありました。あとで録画をゆっくりと観たら、インタビュウを受けている班長さんの後方に座って仲間と遊んでいる僕の姿が映されていました。ビックリしましたが、変な格好ではなかったので一安心でした。

 

もう一つ、文化祭で嬉しいことが起こりました。以前、「37期生」が僕のブログの「木曽三川・今昔」に書き込みをしてくれたことを紹介しましたが、その方が園芸科の展示室に僕を訪ねて来てくれました。その後もブログを覗いてくれている様で、前回のブログで書いた「物忘れ」のことも読んでくれていました。話が盛り上がって、昔から友達であったような気がしてくるほど。随分と長い時間、立ち話をしてしまいました。友達・仲間の輪が広がるというのは楽しい、嬉しいもんですねえ(遠慮して連絡先をお聞きしなかったのですが、いまから思えば聞いておけばよかったかと)。

 

書き込みを頂いた時のブログです。

kururupapa.hatenadiary.jp

 

 

もう一つの陶芸クラブの方の展示です。

手前が陶芸クラブの展示、見え難いですが奥の方が「陶芸科」の展示です。陶芸としての巧拙は全く別にして、陶芸クラブの皆さんの作品の方が自由な発想の作品が多いような印象を受けました。造形の面白さも陶芸の見どころの一つの様な気がします。

楽陶館の担当の先生も会場に足を運んでくれていました。先生は展示の際にも手伝ってくれて、作品の形・色・大小・高低、敷物との色の映え具合等々を見ながら配置を調整してくれました。確かにバランスが良く取れて並べられていると思います。この陶芸の展示室もテレビ放送で映されていました。

先生と話をする機会があったので、文化祭のあと二学期の後半の作品作りの相談をさせて頂きました。「ロクロ」の経験は全く無いので、期待と不安がイッパイであること。また、タタラ作り、手ひねりの造形の面白さに興味があること等々を話したら、「急いで「ロクロ」をやる必要はありませんよ。今までやったことをもう一度、繰り返しやってみるのもイイ勉強になりますよ」「どんなモノを作るのか構想を練る時が楽しいと思うのでゆっくりと考えて楽しんで下さい」と親切に指導して頂きました。楽しんで考えようと思っています。

 

 

NHK俳句です。11月第二週。司会は武井壮さん、選者は井上弘美さん。今週のゲスト&生徒はタレントの山崎玲奈さん。今回を含め今後この番組に三回出演して井上先生に俳句の手解きを受ける由。今週の兼題は「冬紅葉」ですが、早速、井上先生から問題が出されました。

次の「紅葉」に関する言葉(季語)の季節はいつでしょうか?。答えは末尾に記載しておきます。「紅葉」「楓」「花楓」「散紅葉」「青楓」。山崎さんはお見事、全問正解でした。俳句は全くの初心者ということでしたが、しっかりと鑑賞されていたように思います。今から二か月でのご成長が楽しみです。

今週の特選三句です。

一席   石垣に大火の跡や冬紅葉

二席   托鉢に若き息あり冬紅葉

三席   大門は喪にのみ開く冬紅葉

テキストを読むと「冬紅葉」についての説明がありました。・・・「古来、紅葉は春の花に対して秋の美を代表するものですが、立冬を過ぎても美しさを保っていることが有ります。これを『冬紅葉』と呼んで、近世俳諧の時代から賞美してきました」と記載されています。

”紅葉がキレイなのは11月中下旬、わざわざ、冬紅葉と言わないとダメなのか”とツイツイ文句を言いたくなります。「季語」の縛りというのは悩ましいところがありますねえ。

 

第三週です。司会は武井壮さん、選者は星野高士さん。ゲストにはピアニストの金子三勇士さん。金子さんはお母様がハンガリーの方で、6歳の時に単身ハンガリーに音楽留学し、11歳でハンガリー国立リスト音楽院大学に入学されたとか。

今週の会いたい俳人は池内友次郎。友次郎は高浜虚子の次男で日本人として初めてパリ国立音楽院に留学、作曲法と音楽理論を学び、帰国後、東京芸大等で多くの後進を指導育成した音楽家であり俳人(星野さんのおじさんになります)。今週の兼題は「返り花」。友次郎の句が紹介されていました。

   近づけば歩み去る人返り花   友次郎

今週の特選三句です。

一席   悔いは残さぬ一輪の返り花

二席   雨粒を色にうつして返り花

三席   ダム湖にも立つ夕波や返り花

難しい兼題だと思いましたが、一席、二席の句が大変に印象に残りました。

金子さんによるとハンガリーでは俳句が大変な人気だと。自分達の言葉=ハンガリー語で俳句を詠んで楽しむ方が増えているとのことです。金子さんの友達であり詩人であるハンガリーの方がハンガリー語で詠んだ俳句を朗読して、それを更に五七五の日本語訳にしたものを紹介されていました。ハンガリー語の俳句では母音の数で五七五を合わしているとか。ハンガリーでは日本の文化、特に「わびさび」への憧れが大変に強いそうです。金子さん、大変に好感の持てる方でした。ピアノ演奏を聴いてみたいと思いました。

 

 

11月19日(土曜日)、久しぶりに京都トレイルに。前回は4月16日のことでしたから7カ月振りになります。北山・西部コースの残りを歩こうと。いつもの通り早朝に名古屋の隠れ家を出発、8時にドラゴン先生の岡崎マンションに到着。美味しいコーヒーを頂いてからバスとタクシーを乗り継いで前回の終点「京見峠」に。概してなだらかな道のりですが全長11㎞のコースです。二人とも久々の山歩きなので安全第一に、慎重に足を進めました。

 

標高400m弱の処にある「沢の池」。池というよりも湖かと思わせる大きさです。樹木の種類からでしょうか、紅葉は然程鮮やかではありませんでした。

 

沢の池の近くの「仏栗峠」の標識の下にいらっしゃった仏様。良い表情をされていました。ドラゴン先生がアップで撮影した写真です。

 

清滝川沿いの紅葉(これもドラゴン先生の撮影)。やはりワザワザ「冬紅葉」という必要は無いと思ってしまいます。清滝川に降りて来て南側、清滝方面に向かうのが北山・西部コースのルートなのですが、反対の北側を少し行くと歌に出てくる「京都、栂尾、高山寺」。折角の機会なので寄り道をして門前入口まで足を伸ばしました。この辺りになると観光客がたくさん、かなりの混雑ぶりでありました。中には入らずに入口から引き返して、清滝方面に。清滝のバス停まで、この日は3万歩弱歩きました。

これで北山・西部コースを完歩しました。京都トレイルの東山コース、北山コースを全て歩き終えたことになります。あとは西山コースを残すのみ(ちなみに南山コースというのはありません。南には山が無いから)。余勢を駆って12月初めに西山コースに挑戦することにしました。西山コースは全長12.3㎞ありますが、標高は松尾山頂上=235mなのでナントか一回で歩ることが出来るであろうとのヨミです。標高は低くても山はコワいですから安全第一で最後までいきたいと思います。

 

夕方、4時過ぎにはドラゴン先生のマンションに無事に到着。今回もお嬢様ご夫妻が打ち上げに参加してくれました。マンションの近くにある洋食屋さん(美味しいお店です)から食べ物をテイクアウトして来て頂き、ドラゴン先生が秘蔵のワインとウイスキーを出してくれました。感謝、感謝。旨くて美味しい歓談を楽しみました。

 

 

クイズの答えです。

「紅葉」「楓」=秋、

「花楓」=春、

「散紅葉」=冬、

「青楓」=夏、

これは僕も全問、正解出来ました。

 

鯱城学園『文化祭』、準備

明日、11月10日(木)から鯱城学園の文化祭が始まります。今日はみんなで会場の設営、作品の搬入、飾りつけです。それぞれの役割に応じて朝から作業を開始。今回は第37回になりますが、コロナで二年間の中断がありましたから34期生の僕らの世代は久しぶりの文化祭、37期生の方はもちろん初めての文化祭。飾りつけの資材等々がどこに保管されているか、最初やや混乱がありましたが、ギャーギャー言いながらやっていると予想外にスムーズに完了。

 

園芸科の方は、普段、一年と我々二年(四年かな)は別々に授業を受けていますが、陶芸クラブの方はいつも一緒に活動していますから、やはり、こちらの方が何かとスムーズに。楽陶館から担当の先生も応援に駆けつけてくれて各作品の配置、敷物の色との相性を丁寧にチェックしてくれました。バラバラに置かれてあったものを先生がちょっと手を加えただけで随分とバランスがとれた展示になったように感じます。面白いものです。園芸科の方は、一年生の方が数が多いためか熱心に準備したからか一年生の棚が充実しているのに比較して二年生の方はやや寂しい感じ。自分は展示する作品を何も提供していないのでコメント出来る立場ではないのですが・・。

 

時間に余裕があったので作業の途中で園芸四班の四人(=同じ陶芸クラブの仲間)で近くの茶店に入りました。

僕はこの前日に神奈川の自宅から名古屋に移動したのですが、ナント携帯電話を自宅に置き忘れて来てしまっていました。新幹線の中で気づいて急いで連絡を取ろうとしたのですが座っていた車両の前後には公衆電話は無し。名古屋駅に着いてから駅員さんに聞いて漸く赤電話を見つけました。手持ちの小銭が少なく留守電に「携帯、忘れた、至急送って、宅急便で」と吹き込むだけで精一杯。

この話を四班の三人に話したら、最初は大笑いしていましたが、だんだんと深刻?な顔になり「そうだよねえ。モノを忘れることが多くなってるねえ」と皆さん、自分のことのように心配してくれました。今回、自宅を出る時にはカミさんから「忘れ物は無いですか?!」と聞かれて「大丈夫だよ!」と返事して家を出たことも思い出して、恥ずかしいやら情けないやら。班長さんからは「まあ、年末に向かって何回かは小言をいわれるでしょうなあ」と優しく突っ込みが入りました。その通りでありましょう。

忘れごとをしないための工夫の話になりました。紙に書いて張り出しておく(外出の時の忘れ物リスト)、メモを書いてノートに貼っておく(行動予定、やることリスト)等々。その紙を見ること、そのメモを見ることを忘れてしまう!、それを防ぐにはどうするのが良いのか!、笑い話の様なことを(笑いながらではありますが)マジに話しておりました。「メモを書いたことを忘れる!」。「二階にモノを取りに行ったのに二階に着いた時に何をしに来たのかを忘れている!」。ありますねえ。

班長の金言です。班長は自分で畑をやっていますが、種まきに行く時に種を持っていくのを忘れて行くこともあるそうです。その時は前向きに考えて「畑を往復する良い運動が出来た!」、二階に行って何をしに行ったのかを忘れた時も「二階を往復する良い運動が出来た!」と。

 

 

NHK俳句です。11月になりドラマとのコラボは終了し、本来の番組に戻りました。やはり、この方が落ち着いて見ることが出来るように思います。第一週、司会は武井壮さん、選者は高柳克弘さん。今週のゲストは歌手のMay‘n(めいん)さん。今週の兼題は「鯛焼」なのですが、めいんさんは鯛焼きが大好きで「たい焼き親善『鯛』使」という肩書で各地の鯛焼き鯛焼き屋さんの取材・紹介活動を続けているそうです。俳句は全くの門外漢とのことでしたが、持参された句は面白かったです。

   鯛焼をはんぶんこした君がいや   めいん

今週の特選三句です。

一席   鯛焼も加え避難所夜のまどゐ

二席   再会の相手のぬくみ鯛焼は  

三席   職場家職場鯛焼家職場

面白いと思った句です。

   株価より今は鯛焼に集中

   鯛焼のあとなにを言ふ妻の口

 

テキストでは俳句に造詣の深いアルゼンチンの詩人のボルヘスさんの言葉が紹介されていました。「俳句ではコントラストが重要視されている」と。研究者の方の解説では「取り合わせ」に近いものではとのこと。コントラストが「見せどころ」の鯛焼の句が記載されていました。

   鯛焼のあんこの足らぬ御所の前

 

鯛焼きならぬ「タコ焼き」です。

次女宅にて二回目のたこ焼きパーテイをして貰いました。正確には「タコ」ではなく「スパム」(とチーズ)焼き。前回、写真を撮り忘れたので今回は忘れずに撮ってきました。5x6=30で一回に30個焼ける優れものです。2022年11月3日、料理と撮影。

 

持っているホトトギス新歳時記で「たこ焼き」を調べてみましたが、さすがに季語ではないようです。「鯛焼」も調べたのですが、こちらも掲載されていませんでした。季語もいろいろですね。

 

前回、鯱城学園の園芸四班の仲間とお茶の時に「たこ焼きパーテイ」の話をしたら、「たこ焼きを家で焼いたことが無い」「たこ焼き器を持っていない」という方が大多数でした。辛うじて一人だけ「たこ焼き器」は持っているがほとんどやったことは無いと。”やっぱ関西と名古屋の距離は遠いんやなあ”と改めて驚きました。

 

そう言えば隠れ家の本棚に「たこ焼き」の本があったことを思い出しました。古本屋さんで買った本。「たこやき」、熊谷真菜さん著。1993年6月、第一刷。同年7月、第二刷。パラパラとめくってみたら解説に相当するところに鶴見俊輔が「付録(おまけ)のような文章」を書いていました。最後は「平成の真実はたこやきの中にあり」と。暇な時に読んでみようと思います。

 

先週は次女宅でたこ焼きパーテイをして貰い、長女宅でアラタくんと遊び、一人暮らしの兄の家で飲み会をして来ました。充実の一週間(ちょっと太りました)。長女宅ではアラタくんがパパであり師匠である料理人ヒデさんの指導でバンダナをし庖丁を持ち野菜を捌いているビデオを見せてもらいました。真剣に庖丁を使っている姿はなかなかカッコ良かったです。

 

 

話題が飛びますが「ピアノ発表会」です。来年1月7日に心音先生の門下生のピアノ発表会を行うことになってしまいました。先生の旦那さん、僕、今年からピアノのレッスンを開始されている洋画家・絵の先生の三人が門下生。これに先生の友達で同じくピアノの先生の生徒さんが飛び入り参加予定。合計4名の発表会。先生が誘ってくれたので自宅に帰った時に話したらカミさんも参加することに。聴く側の参加者がもう少し増えるかもと。全く軽いノリで受け止めていたのですが、ジョジョにこれは大変なことになりそうだ、と感じるようになって来ています。

先日のレッスンの時に旦那さんとチョット話する機会があったのですが「気合を入れて練習しております」とニコニコ楽しいそうな表情で話してくれました。目から鱗、”そうだ!、自分が楽しんで演奏しないことには聞く方が楽しんでくれる訳がない!”。ということは分かったように思うのですが、やはり緊張してしまうように思います。どうなりますやら。発表会まであと58日。楽しんで練習に励みたいと思います。

 

陶芸作品、その2.

10月25日(火)、鯱城学園・園芸クラブ、一学期前半の作品が焼き上がりました。前回と同様に作品の棚の前で先生が全体講評。使っている釉薬、施釉の仕方についてを中心にして作品鑑賞を全員で行いました。第一回目、一学期の時には全くの初心者=怖いモノ無しでしたからワクワクしながら臨んだのでしたが、今回は不安がイッパイ。どんな具合に出来上がってくれるものやらドキドキしておりました。棚を見て”よかった、とにかく無事に出来上がっている”と一安心。

前回の全体講評の時も先生が僕の作品を取り上げてくれたのですが、今回も、施釉の例の一つとしてに「ビアグラス」を取り上げて講評してくれました。上手・下手の観点からでは全く無いのですが、先生が取り上げてくれるだけで何やら嬉しく思ってしまいます。この年になっても全く単純なモンです。

 

全体講評の後は、各自それぞれの作品を自分の席に持ち運んでじっくりと自分自身で鑑賞する時間が与えられます。遠目で見た時とは異なり、手に取ってじっくりと自分の作品を見ると、その杜撰さを情けなく感じてしまいます。アラがイッパイ目につきます。”まだ、やっつけ仕事の域を出ていない。もう少し丁寧に仕上げが出来ないモノか ”、制作の過程で先生から指摘されたことが多々思い出されます。時間がないからと焦って次の工程にいったところはその通りダメなズサンな出来上がりにつながっているような。

各自それぞれ自分の作品を鑑賞した後は、仲間の作品を相互に見て回ってお互いの作品を講評・鑑賞します。これが結構よい勉強の機会になります。一学期の時もそう思いましたが、先輩達の作品は丁寧に作られており仕上がりがキレイなものが多いです。

 

 

隠れ家に帰り改めて撮影。ピアノ形のお皿。

造形は時間の余裕を持って出来たのですが、仕上げをもっと丁寧に滑らかにしておくべきであったと反省。施釉は鍵盤の処にマスキングテープをつけて全体を「織部」で。テープを外して鍵盤の部分を化粧土で色付け、その上に「透明釉」を掛けました。テープの張りが甘くて織部が滲み出てしまいました。

仲間がこのお皿の形・デザインがオモシロイと褒めてくれましたが、これはピアノの先生宅にあるお皿を参考にしたもので自分のアイデアとは言い難いです。念のため。

 

   

ビアグラス、二点。「窓」の処には素焼きの前に化粧土を塗りました。乾燥が甘くて文字の刻みにメリハリをつけられず。施釉の時には窓の処にマスキングテープをして「天目」と「御深井(おふけ)」を。釉薬を二重掛けする時は「天目に浸すのは2秒だけ、御深井に浸すのは1秒だけ」と教えてもらっていたのですが、興奮のあまり浸す時間が長すぎた様に思われます。素焼きされたモノは釉薬をあっという間に吸収して直ぐに乾くのですが、二重掛けにすると(作品の厚さにも依るそうですが)吸収が遅くなり乾燥に時間が掛かることになるそうです。

同じ一種類の釉薬でも浸す時間の長短で本焼きでの色合いが大きく異なってくる、二重掛けの時にはそれぞれの浸す時間の加減でさらに色合いが大きく異なって出来上がるそうです。今回は、代表的な釉薬織部、天目、御深井、黄瀬戸の四種類の釉薬を使ってみましたが、それぞれ味わいのあるものだと(少しだけ)理解することが出来ました。

施釉後に「ピアノ皿」と同様にマスキングテープを外して化粧土で改めて文字を入れ、透明釉を掛けました。本焼きの時に釉薬が垂れてしまったようです。素焼き前の化粧土は不要であったかと反省しています。

 

因みに、文字は「Que Sera, Sera」「Plein Soleil」と刻んであります。「ケセラセラ」、「太陽がいっぱい」。ピアノのレッスンで練習している曲なのです。良い記念になると思ったのですが、何かにつけて凝り過ぎ、欲張り過ぎ、詰め込み過ぎかと。これも反省材料です。

作品の写真を送ったら件の師匠は「ケセラセラ」を読み解いてくれていました。嬉しい限りでした。良く読めたモノだと感心しています。

 

仲間(先輩)の作品を見せてもらったら、マスキングテープがキレイに機能していました。「ロクロ」作品は表面が滑らかなので釉薬が浸み出すことが少ないそうです。手作りの「タタラ」は表面が凸凹なので限界があるんですねえ。勉強させらることばかりですが、「陶芸」はオモシロイです。

 

鯱城学園の文化祭に各自それぞれの作品を出展するのですが、スペースのこともありビアグラス二点を出そうと思っています。じっくり見れば見るほど人前に出すのが憚られる様な気がします。「オリンピック精神で参加する(出品する)ことに意義がある」、「見て頂けるだけでも有難いことだ」と自分に言い聞かせています。

仲間と「オリンピック精神、云々」と話していたら隣の先輩から「何なに!『賄賂』の話か」と鋭い突っ込みが入りました。皆で大笑いしましたが、シャレにならない話ですねえ。子供達が世の中をどう受け止めているのか心配になることが増えてきています。

 

鯱城学園の文化祭は11月10日から12日まで名古屋市伏見の鯱城学園にて開催されます。イロイロ議論がありましたが、今回は一般のお客さんの入場も受け入れて開催することになりました。近在の皆さまには足をお運び頂ければ嬉しい限りです。

 

 

NHK俳句です。相変わらず僕の備忘録として書いています。お付き合い頂ければ嬉しいです。第四週、司会は武井壮さん、選者は堀本祐樹さん。10月はNHKドラマ「一橋桐子の犯罪日記」とのコラボで、今週のゲストは木村多江さん。ドラマの中では桐子の俳句仲間である隆(草刈正雄)の恋人、実は結婚詐欺師役として登場。俳句は初心者ということですが、堀本先生から鑑賞の素晴らしさを褒められていました。俳優さんの鑑賞力は凄いと思います。

今週のテーマは「芸術」、秋の季語で。面白いと思った句です。

   毬栗に絵画教室ざわめきぬ   (毬栗;いがぐり)

   指先の秋思煌めくバレリーナ   (秋思;しゅうし、煌めく;きらめく)

   亡き妻のぬり絵は壁に秋の声

今週の特選句です。

   秋麗モデルの喉に髪の影

 

「エピソード、俳句にします」での堀本先生の句です。エピソードを省略して分かりますかね?。

   子が描きしママはぐるぐる秋うらら

10月は第五週まであるので歳時記食堂が楽しみです。

 

第五週、お楽しみの「歳時記食堂」。女将は西村和子さん、若旦那に加藤諒さん。常連客が古坂大魔王さん、お客様に松坂慶子さん。歳時記食堂もドラマとのコラボの様です。松坂さんは和服姿、ドラマのオカッパ頭ではなくて和服に合った髪型。やはり場がパッと明るくなりました。番組の影響もあり「思ったことをその通り句に読んで俳句を楽しんでいる」と。

一品目、料理は「すずきの昆布じめ」が出てきました。「鱸(すずき)」の句です。

   大鱸なり鱗金鱗銀   清崎敏郎   

昭和57年、清崎、60歳の時の句だそうです。「当たり前のことを当たり前に詠む。その時の心持が大切」と言っていたと。清崎は女将、西村和子さんの師匠であったそうです。女将が選んだ清崎の句、

   息をつぎ息をつぎては法師蝉   清崎敏郎

 

二品目、寺山修司の句が紹介されました。

   林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき   寺山修司

寺山修司は1983年、47歳で逝去。この句は高校生の時に詠んだ句だそうです。「逢いたき」の「逢い」は逢引の「逢い」だと女将の鑑賞がありました。故郷の青森県三沢市には記念館があるそうです。女将が選んだ寺山の句、

   葱坊主どこをふり向きても故郷(こきょう)  寺山修司

「見渡しても」では無くて「ふり向きても」が寺山の気持ちを表している、と。料理は「リンゴの炊き込みご飯」、オーブンで焼いたリンゴを炊き込みご飯に。美味しそう、やってみようかしら。

 

三品目、料理は「干し柿クリームチーズ挟み」。一般の方の句です。

   柿百個ひとりの空に吊るしけり   多胡恵美子さん

2021年度のNHK全国俳句大会の特選。旦那さんとやっていた干し柿作りを詠まれたもの。一人になっても「俳句が心の支え」になっている、とのことでした。いい句ですね。

最後は、俳句でお支払い。松坂さんの句です。

   おかあさん今年も柿がなりました   慶子

昨年、母親を亡くされたそうです。松坂さん、イイ方のようですね。

大魔王が「すこしずつ俳句の良さが分かって来て、自分で詠んでみたいと思うようになった」と。次回の歳時記食堂が楽しみです。

 

駄句です。

   秋の宵孫と爺のピアノ会   孔瑠々

 

 

   

10月23日から11月23日まで名古屋城で第75回「菊花大会」が開催されています。鯱城学園・園芸科34期クラスの作品も展示されています。例年に比べ二年生の数が大幅に減少して出展作品数も少ないので寂しい感じです。ピアノのレッスンのあと様子を見に行って来ました(10月29日、撮影)。僕も”オリンピック精神”で出展しましたが、やはり僕の鉢は生育が芳しくなく枝ぶりも寂しい限りでした。文字通り「枯れ木も山の賑わい」かな。

 

おまけの料理です。

    

朝夕は寒さを感じる様になってきました。

左;久しぶりにバーミキュラ鍋で「ポトフ」です。赤ワインが残っていたので(美味しくなかった)鍋に入れたら全体が赤く染まってしまいました(このワイン、大丈夫か?)。ポトフは美味しかったです。10月27日、料理と撮影。残ったので翌日、カレーにしました。これも旨かったです。

右;野菜たっぷりラーメン。残り物の野菜をドバっと使いました。量が多すぎた、食べ過ぎでした。10月29日、料理と撮影。

 

「鑑賞」の秋

名古屋市博物館の「兵馬俑と古代中国  秦漢  文明の遺産」展を見学に行きました。「兵馬俑(=へいばよう)が語る古代中国1000年の歴史」とサブタイトルが付いていました。「秦の始皇帝は群雄割拠の春秋戦国時代終結させ紀元前221年に史上初めて中国大陸に統一王朝を打ち立てました。秦はわずか十数年で滅亡しましたが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑はその絶大な国力を現代に伝えています」。パンフレットの説明から抜粋です。2022年10月12日、撮影。有難いことに展示の殆んどは写真撮影が許されていました(フラッシュはダメです)。

 

 

名古屋市博物館に行ったのは初めてでした。行ってみたいなあ、とは思いながらもなかなかに出かけていく機会をつくれない。よくあることです。こういう時に有難いのが仲間の呼びかけ。件の「あほ桐会」の集まりです。大阪の高校の同級生で名古屋近隣で生活している四人組の集まりです。雨にも負けずコロナにもめげず、ほぼ定期的に社会科見学、郊外学習をやって懇親を図っています。簡単にラインで一度に全員と連絡を取り合うことが出来るというのが大変に有難いことかと。今回は博物館、美術館を見学することになりました。

 

    

ホンモノ・現物が展示されています。等身大ということですが、180㎝くらいはありそうな背の高さ、大きさ。一体ごとに表情も違えばポーズも違う。隊を率いる将軍俑は日本初公開とのことでこの像の高さは196㎝とか。圧倒されます。仲間の一人は若い時にわざわざ西安市まで足を運び実際に現物を見たそうです。想像以上の大迫力であった由。そりゃあそうでしょう、数体展示されているだけでこれだけの迫力がある。「インデイ―ジョーンズだかハムナプトラの映画で主人公が兵馬俑を破壊しまくったから現地にはもはや遺物は残ってないんとちゃうかあ」なんてバカ話をしながらも迫力に圧倒されていました。

 

漫画、映画で人気のあの「キングダム」の世界です。春秋戦国時代末期から始皇帝の中国統一を描いたモノ。その後は漢の時代に続きます。以下、パンフレットの続きです。「紀元前202年、劉邦が中国の再統一を果たし、漢王朝は秦の国家制度を引き継ぎ黄金時代を築きました」。

僕はいまチョット理由があって縄文時代を勉強していますが、縄文時代は一般的に今から約15000年前から約2400年前の時代と言われています。紀元前で言えばおよそBC13000年からBC400年となります。その中で縄文「晩期」と呼ばれるのがおよそBC1000年からBC400年。

中国で周王朝の成立がBC1050年、そして混乱に向かう春秋時代の始まりがBC770年、戦国時代の始まりがBC403年。そしてキングダム、秦の始皇帝の中国統一がBC221年です(中国の方は年代が正確に把握されています)から、縄文晩期というのは中国では周王朝が成立して春秋時代に至る時代ということになります。そして、中国で戦国時代が始まったころに日本は弥生時代を迎えるということになります。縄文晩期に稲作が伝来したということですが、この時期に中国・半島からの渡来人が急激に増加したのは中国での春秋時代の混乱が大きく影響を与えていると言われています。稲作と同時に武器(戦闘の道具)も持ち込んだということですから複雑な気持ちがしてきますねえ。縄文から弥生にかけて移行する時代の変わり目、縄文人と渡来人との間には際立った武力衝突はなかった、大きな戦闘の記録(遺跡、遺物)は残っていないとのことです。

 

 

兵馬俑の展示のあと常設の展示室にも足を運びました。

郷土の歴史・史跡の部屋には縄文から弥生時代の遺跡・遺物の展示がたくさんありました。ビックリ、全く知りませんでした。仲間の話では愛知県一円にかけ、名古屋、豊田、瀬戸等の各市では遺跡・遺物が多数発掘されていると。「おまえ、そんなこともしらんかったん??」、トゲのある眼差しを感じながらも大変に勉強になりました。灯台下暗しですね(恥ずかし!)。

 

  

左;ナント縄文人の人骨。名古屋市熱田区玉ノ井遺跡、身長158㎝ほどだそうです。兵馬俑に比べると随分と小柄です。右;縄文の深鉢。出口を出たところのオープンスペースに展示されています。触れることも許されています。縄文のクルルマークを再確認出来ました。係の人に聞いたらレプリカではなくホンモノだそうです!。(註;後で調べたらこれは長野県出土です。やや残念。)


これでかなり堪能したのですが、この日の予定はもう一か所、美術館を訪問しました。まったく五黄の寅年はみんな元気です。地下鉄で移動して「横山美術館」に「ノーマン・ロックウエル展」を見に行きました。

瀬戸で製作された陶磁器製の人形、置物、装飾品を「セト・ノベルティ」と言うそうです。戦後の日本、海外への輸出で外貨稼ぎにも貢献した由。その題材の有名なものの一つがノーマン・ロックウエルが描いた作品。ノーマン・ロックウエルはニューヨーク生まれの画家・イラストレーターで1950年代に「サタデー・イブニング・ポスト」に掲載された作品が大変な人気であった。まさに「古き良き時代のアメリカ」を表現している作品です。その作品群を瀬戸の職人が陶磁器製の立体的な人形、置物に仕上げています。平面の絵・イラストでは見ることが出来ない構図の置物、見事な絵付けで喜怒哀楽が表情豊かに表現された人形が展示されています。人形の表情はその瞬間を切り取って生きているかに思わせます。お見事!。僕たちの年代、アメリカのホームドラマ「パパ、大好き!」を懐かしく思い出しました。アメリカがピカピカに輝いていた時代ですねえ。

 

  

左;ノーマンの原画。「男の子の表情が良い!」と仲間の一人が後日、葉書を送ってくれました。右;制作の工程です。簡単なモノは理解出来ますが、ポスターの中心にある「自画像」のノベルティなどは複雑すぎてどうやって制作するのやら考えられないですねえ。

 

 

NHK俳句、10月第三週です。司会は武井壮さん、選者は星野高士さん。そしてゲストは歌手、俳優の由紀さおりさん。10月は「一橋桐子の犯罪日記」とのコラボ番組で、由紀さんは主人公桐子(松坂慶子さん)の亡くなってしまった友人、知子役です。選者の星野さんが「ずっと由紀さんのフアンです」と楽しそうに話していました。「夜明けのスキャット」は1969年であったとか。懐かしいですねえ。失礼ながらお歳を調べてみたら僕より2年の年長さんで1948年生まれとのことでした。俳句の省略の大切さ、面白さには大変に興味を持っていると。「赤とんど」の歌詞は二行だけであるが童謡唱歌を歌う時には聴き手が想像することを邪魔しないように留意して歌っているそうです。さすがプロですねえ。

 

今月の会いたい俳人は京極杞陽さんだったのですが、コラボの方に時間を取られて余り詳細な解説はありませんでした。残念でした。テキストに面白いと思った句だ掲載されていました。ホトトギスの巻頭に掲載された句の一つ、

   香水や時折キッとなる婦人   杞陽

「俳句らしくない俳句」も詠んでいたそうです。

   ワンタンとありおでんとありセルロイド提灯   杞陽   

 

今週の兼題は「星月夜」。特選三句です。

一席   小走りに抜けし喧騒星月夜

二席   鍵穴に鍵滑り込む星月夜

三席   盛り塩の溶けぬ花街星月夜

面白いと思った句です。

   星月夜言葉足らずの帰り道

「花街」の句で星野さんが「由紀さんの鑑賞が深い」と感心していました。同感です。話を聞いていてもそう思います。ドラマの方は録画して第二回を見てしまいました。芸達者な出演者さんがそれぞれ面白い味を出しているように。第三回では知子の俳句帳から何やら謎めいた展開が示唆されています。どう展開していきますやら。

   わが罪を知る人は無し夕霞   知子

 

「あほ桐会」、次回は忘年会をやろうと。今まで「カラオケ」は封印してきましたが、様子を見ながらですが、そろそろカラオケ再開も検討しようかという空気になってきました。世話役・幹事・隊長さんが得意の技術力を駆使して「カラオケ・ルームにおける安全性」を検証してくれています。(大)声を出すのも健康のため!。安全を十分に確保しながら出来ればいいですねえ。由紀さおりさんの童謡唱歌を声を張り上げて歌いたいなあ。

 

 

おまけの料理です。

  

左;レンコンと豚肉の黒酢炒め。「きょうの料理」でやっていたので(僕にしたら)忠実にやってみました。豚肉、レンコンそれぞれを焼くときに「動かさない、触らない」というのが気に入りました。楽です。タレは黒酢、醤油、砂糖、酒、水、それにゴマ油と片栗粉を加えて混ぜたもの。これを直接に具にかけない。フライパンに空きスペースを作ってタレを温めてから具と混ぜる・和えるのがコツのようです。美味しかった。10月17日、料理と撮影。

右;炒め物。ほうれん草のおひたしを作るときに一束は多すぎると思い半分残しました。半分のほうれん草で残り物のハム、ニンジン、マイタケの炒めモノを。最近、何にでも市販のタレツユを使ってみーんな同じ味になってしまうのを反省。今回は胡椒、酒、塩、醤油だけでやりました。まあまあ。10月19日、料理と撮影。

 

 

10月18日、陶芸クラブ。素焼きをしてもらった作品への絵付け、施釉をしました。段取り、手順を考えて準備して臨んだつもりでしたが、やはり大混乱。イロイロな釉薬を試そうとド素人が欲張り過ぎたのが混乱の原因か。限られた時間で仕上げるのはプレッシャーを感じます。今回は釉薬の重ね掛けもOKされていたので、先生の作品を真似して「天目」に「御深井(おふけ)」を重ねてみたのですが、乾燥の時間の捉え方が全く分かっておらずグチャグチャになってしまったような。ため息をついていたら、横にいた先輩が”(僕以上の数の作品を作って)それぞれに別な釉薬をかけてみたよ”と涼しい顔をして話していました。

来週は本焼きされ出来上がった作品を「鑑賞」します。前回、第一回の時はワクワク感が高かったのですが、今回は期待よりも不安が大きいですねえ。来週の「鑑賞」を経て学園の文化祭への出展作品を決めることになるとか。文化祭は11月10日から12日まで名古屋市伏見の鯱城学園にて開催されます。

 

秋ですね

毎年、同じ場所の写真です。名古屋市千種区平和公園の散策コース。神奈川の自宅でノンビリ自堕落な生活をして体が鈍ってきたので、久しぶりにゆっくりと歩きました。気持ちの良い季節になりました。秋ですね。2022年10月6日、撮影。

 

 

10月9日(日)、久しぶりに宗次ホールに。

「川口成彦、フォルテピアノ・リサイタル」。フォルテピアノの演奏を生で聴くのは初めてでした。パンフレットに記載されていた川口さんのメッセージ、「フォルテピアノ、18世紀から19世紀の古いピアノ、に初めて触れた時にピアノという楽器は『鍵盤楽器』である以前にハンマーで弦を叩いて音を出す『(打)弦楽器』なんだということをより一層鮮明に感じました。それ以来、私は弦楽器奏者としてピアノに向き合うようになりました」。

川口さんは1989年生まれの方。2018年、第一回のショパン国際ピリオド楽器コンクール第二位。「ピリオド楽器」というのは余り耳にしたことがありませんでしたが「楽曲が作曲されたその当時の様式を持った楽器、その当時に使われていた楽器」のことだそうです。

川口さんのお話によると、ショパンはパリで音楽活動を始める時にパリのプレイエル社のピアノをパートナーとしたそうです。プレイエル社からはショパンに生涯で12台のピアノが贈られ、1848年のものがショパンが使った最後のピアノだと。このピアノは現在、ポーランドの国立ショパン研究所が保管し、ワルシャワショパンミュージアムに置かれているそうです。川口さんは今年の6月にこのピアノを弾かせてもらう機会を頂き「演奏しながら涙が出そうになった」とのことでした。

そして、この日のリサイタルでもタカギクラヴィア社の支援・協力を得て、同社の保有する1843年のプレイエルを宗次ホールに持ち込まれての演奏となりました。プログラムは全てショパンの曲。知っている曲が多かったこともあり大変に楽しく、フォルテピアノの演奏を堪能することが出来ました。川口さんはお話も演奏も真面目にされる方で大変に好印象を持ちました。モチロン演奏も素晴らしかった。恥ずかしながら僕は今のピアノとフォルテピアノの音がどう違うかを説明できるほど鑑賞力はありませんが、この日のフォルテピアノ演奏は素晴らしかったと思いました。

宗次ホールは300席程度のホールですが、ショパンの曲の演奏には最適な環境のホールであろうとのことです。全く、同感です。

 

  

演奏前後に多くの方がピアノの写真を撮りまくっていたので一緒になって撮らせて頂きました。左は二階席から撮ったもの、右は近くに寄って撮影したものです。1842年に作られたピアノがこれ程良い音を出すことに驚きます。2022年10月9日、撮影。

 

 

NHK俳句です。相変わらず僕の備忘録として書いています。お付き合い頂ければ嬉しいです。10月はドラマ「一橋桐子の犯罪日記」とのコラボだそうです。松坂慶子主演、俳句好きの主人公の「ムショ活」を描いた作品とか。

 

第一週、司会は武井壮さん、選者は高柳克弘さん。ゲストにはこのドラマの主人公「桐子」役を演じる松坂慶子さんが登場。随分とぽっちゃりとした容姿になっておられましたが、登場した途端に画面が華やいだように思います(俳句の番組なのかドラマの宣伝広告なのか分からないような状態)。

テキストのテーマが面白かったです。「言葉の断捨離」=俳人は緊縮表現を好む、と。俳人の造語とか省略の効いたリズミカルな表現とかの例句が掲載されていました。

   案山子翁あち見こち見や芋嵐   阿波野青畝

   ふるさとの月の港をよぎるのみ   高浜虚子

   病める身は時間金持萩に読む   石田波郷

「案山子翁」というのは親しみをこめて案山子をおじいさんになぞらえた青畝の表現、「月の港」は「月がさしている(月に照らし出された)港」、「時間金持」は波郷の造語、更に「萩に読む」の「に」が効いている、と解説がありました。面白いです。

 

今週の兼題は「案山子(かかし)」。特選三句です。

一席   地味豊穣小柄の案山子隠したり

二席   父ちゃんが還ってきたよ遠案山子

三席   顔の無き案山子うっすらわらひけり

 

 

第二週、司会は武井壮さん、選者は井上弘美さん。ゲストは戸田菜穂さん。戸田さんはドラマの中で桐子(松坂さん)の亡くなってしまった親友(由紀さおりさん)の娘さん役。戸田さんはNHK俳句の常連です。今もテキストには毎月、随筆を寄稿されている。良い感性をされているなあと常々感心しております(僕は戸田さんのフアンです)。ドラマは親友を亡くし一人ぼっちになってしまった(貧乏な)主人公が「刑務所は三食付きの安寧の場所」と思い込み、刑務所に入るための活動をする=「ムショ活」の話とか。俳句好きで句会の場面も出てくるのでこの番組とのコラボになった由。句会のシーンで登場する俳句です。

   万引きをしたら刑務所イチゴ大福   桐子(松坂慶子

   雨に泣き風に笑えよ桐の花   知子(由紀さおり

   風薫る I miss you のEメール   隆(草薙正雄)

   秋桜が好きよ私は弱いから   桐子(松坂慶子

これらの句はモチロン俳優さんが作っているのでは無くて、俳人の神野紗季さんが作っているそうです。登場人物のそれぞれの心情、場面に合わせての句作とか、やはりプロは凄いですねえ。面白いと思いました。戸田さんが出演していることもあり次回から見てみようかと思い始めています。今週の兼題は「流星」。特選三句です。

一席   星飛んで水の地球に届かざる

二席   この夜のエンドロールや流れ星

三席   実朝の海は漆黒流れ星

いいなあと思った句です。

   星流るなにもかも忘れた祖母に  

   屋久杉の樹冠掠める流れ星

   獅子座流星群老象が群れを去る

「祖母に」の句では武井さんが、「老象」の句では戸田さんが、それぞれ井上先生の鑑賞を聞きながら涙ぐんでいました。

第三週のゲストは由紀さおりさんだそうです。こちらもかなりぽっちゃりとされていました。楽しみですね。

 

駄句です。

   秋めくや孫をはさんで昼寝かな   孔瑠々

 

 

久しぶりに弁当を作りました。左;のり弁にじゃこ・ピーマン/しし唐・油揚げの甘辛煮のっけ。右下;スーパーで買った総菜を詰め込みました。右上;とうがんの鶏煮込み、シイタケのバター炒め(キュウリしか見えなかった)。ピーマン、しし唐は農園で収穫したもの。とうがんは班長さんからお裾分けで頂いたもの。2022年10月7日、撮影。

この前の週末は神奈川で長女宅にお邪魔していました。アラタくんと遊んでもらうためですが、旦那さん=「居酒屋ヒデさん」の手料理をご馳走になりました。ヒデさんの料理は一つひとつが丁寧に作ってあるなあと改めて感心しています。弁当を作っていて感じるのですが、自分のためだけに料理していると”丁寧さ”が薄れていくのかも知れませんね。ヒトサマをオモテナス気持ちは大切なことだなあ、なんて感じてしまいました。次回、弁当を作るときには自分をもてなす気持ちで作ってみようかしら。

 

 

この日、10月7日(金曜日)は鯱城学園の体育祭。2019年以来の体育祭です。朝から生憎の雨でしたが三年前と同様に名古屋市港区の稲永スポーツセンターでの開催。二階席に各クラスごとに分かれて座る場所が設定されていますが、37期の一年生と34期の二年生(四年生?かな)が一堂に会するのはこれが初めて。改めて我々34期生の数が少なくなっていることを実感しました。従来、昼食は弁当の有料サービスがありましたが、コロナの影響で各自で準備することになったものです。

競技は三種目、リングボッチャ、ボール運びリレー、リレー玉入れ。いずれも密にならない様に工夫してあります。我々のクラスは参加人数が少ないこともあり全員が全競技に出場です。齢を忘れてキャーキャー、ギャーギャー言いながら競技を楽しみました。最後は演舞(ダンス)、「恋のバカンス」「ダンシングヒーロー」を踊ります。一年の時はそれなりにクラスで練習したのですが、今回はほとんどブッツケ本番の状態。みんなバラバラ、回る方向もムチャクチャに。運動委員(多分、一年生の方)の方が寂しそうな表情で「練習してこなかったんですかあ」と注意されました。これは大反省。真摯に楽しもうとしている委員の方、一年生の方々に申し訳ないように感じました。

誰もケガすることもなく無事に終了。園芸科・四班で近くの喫茶店に入りました。次はいよいよ文化祭。一か月後の11月10日から12日に開催されます。四班で準備することを確認、早速、次回の授業の時に作業に取り掛かることになりました。

文化祭には陶芸クラブでも作品の展示をします。明日、10月11日が作陶の最終回。この後、施釉して更にみんなで鑑賞して出品する作品を選ぶとのこと(原則、一人一作品以上は出品するらしい)。現在のところ僕は園芸科の山菊盆栽よりも陶芸クラブの作陶の方が楽しいのでクラブ活動を重視していますが、他の方の足を引っ張らない様に真面目にやろうと思います。

 

 

秋を一気に通り過ぎて冬になりそうな気配です。コロナは既にピークアウトしたのですかね。毎日の報道でも大騒ぎされなくなってきているようです。コロナであろうがインフルエンザであろうが風邪には十分に注意したいと思っています。やはり「万病の元」かと。引き続き皆さまくれぐれもご自愛下さいます様に。

 

陶芸タタラ作り奮闘記

名古屋市千種区にある「為三郎記念館」の入口辺りです。新聞屋さんがチケットをくれたので古川美術館での「木村光宏とその仲間たち」展を見てきました。為三郎記念館はそのすぐ近くにあります。古川為三郎さんの記念館です。2022年9月25日、撮影。

 

 

「『暑さ寒さも彼岸まで』とは言うが、秋の彼岸を過ぎてもいっこうに暑さが収まらない」云々と愚痴を言っておりましたが、朝夕はすっかりと涼しくなりました。就寝時にクーラーは不要になりました。掛け布団が欲しいなあと思う時も。

 

 

鯱城学園、陶芸クラブでは11月の文化祭での展示を目指して作陶活動が活発になってきました。二学期の陶芸クラブは9月20日から再開されています。二学期からは「自由作陶」。自分の好きなものを作陶します。二学期の前半は、11月10-12日の文化祭展示の作品作りです。三回の自由作陶、その作品の施釉に一回。合計4回の作業で作品を仕上げます。作品の数に制限はありません。自由に好きなようにやって頂戴!、ということでしょうか。一学期の終わりにこの説明を受けた時、気が多い僕は”作れるだけの作品を作ってみようではないか!”と意気込んだのですが、冷静に考えてみると素人の力量ではそんなにたくさんの作品を作れるものではありません。

 

「自由作陶は、手作り制作&/orロクロ制作の自由選択」になっています。二年生の方々は半分以上がロクロ制作を選択しているようです。一年生はほとんどが手作り制作を選択。僕は二年生ですが、クラブ移動したので実質的には一年生と同じ立場です。ロクロなんて触ったことはありませんから、当然、手作り制作を選びました。逆に一年生のなかにも経験者(熟練上級者)もいらっしゃって、こちらはロクロ制作を選んでいるようです。

一学期にやったタタラ作りが面白かったのでタタラ作りで自由作陶に挑戦することにしました。三日間で三つの作品を作ろうと。作品の一つ目は大きめの平皿。これはピアノの先生のお宅に飾ってあるお皿をイメージしながら考えました。あとの二つはビアーグラス(の様なもの)。一学期に作った筒花生は円柱形ですが、これはやや面白みに欠けると思い、例えば、ワインボトルの胴体部の様な滑らかな形(ビア樽のように中心部が膨らんでいるような形)のグラスが出来れば面白いなあと。隠れ家にはワインボトルの空き瓶は捨てるほどありますので、その中からどっしりとしたものを選んでイメージしてみました。

”よしよし、このボトルにタタラを巻き付ければビア樽型の成型が取れそうだ”。一人自らの構想力に酔っていたのですが、一寸考えるとビア樽型にタタラを巻き付けるとそのボトルを取り外すことが出来ないことに気がつきました。思わず自分のアホさ加減に苦笑い。”これはシャレにならない。ボケがはじまったんとちやうか”。

くじけずにアイデアを練りました。”ビア樽型は無理がありそうだから、それではプリン型立体でやればどうだろうか”(なだらかな円錐台の形です。円錐を底面と平行な面が切り取った形。ワインボトルの下半分の形ですね)。これを二つ作り、一つはそのままに上が広がっている形、もう一つはそれをひっくり返して上が狭くなっている形。同じプリン型立体で上下を入れ替えたモノを二つ作る。「これはオモシロイ!」、と瞬間的には思ったのですが、(もう一つの形は)タタラを巻き付けた後に底の台を貼り付けることに無理があることに気づきました。

 

何れも思い付きだけのアイデア倒れ。タタラ作りの実際の手順・段取りをまだ体で覚えていないための浅はかな間違いだと素直に反省しました。再度、気を取り直して、逆プリン型立体(ワインボトルの下半分形)のグラスを二個作ることを考えました。同じモノ二つは面白くないですからワインボトルを二種類準備しました。ズングリ形とスマート形。

自分で紙をボトルに巻き付けて型紙を作り、それなりのデザインと絵付けのイメージを考えて先生の処に相談に行きました。「(タタラで作るのに)無理な造形では無い」ことを確認してもらい、作業手順をアドバイス頂きました。僕は単純に一日に一作品、三日で三作品を作ろうと思っていたのですが、タタラは一回で複数枚とる方が効率的であるから一日目にお皿、二日目にタタラを二枚とってグラス二個の成形、三日目に台付け・取っ手付け等々の作業をやる方が良かろうと。

 

9月20日(火)、自由作陶一日目。ピアノ模様のお皿。タタラ作りというのはまず粘土を取りたいサイズ(大きさ)に延ばしてから両側にタタラ板を置いて”しっぴき”(=ワイヤーの切り糸)で粘土をスライスします。このスライスを机の上に敷いた”カヤ”に載せよく締めてから、型紙のサイズに竹べらでカット。これからお皿の場合は周辺を持ち上げて縁を作ります(グラスの場合は、これをボトルに巻き付けて形をとります)。この日の作業は余裕で終えることが出来ました。準備しただけの成果が出せたとほぼ満足の作業でした。

 

9月27日(火)、自由作陶二日目。ビアグラス、二個の成形に挑戦です。ムチャクチャ、大変でした。最初から大変、気持ちの上ではずっとパニック状態!。

型紙サイズに粘土を上手く伸ばせない。大きなサイズを二枚スライスするというのが大変に難しい作業であることを痛感しました。一回は完全に失敗。二回やり直して”しっぴき”でなんとか二枚をスライスすることが出来ました。

更に、スライスしたものをカヤで締めてからボトルに巻き付けようとしたのですがナント横幅が不足していました。のりしろの部分が足りません。”型紙は十分に余裕を持たせてあったはずなのに何でや?!”。

原因は分からずオタオタしていましたが、通り掛った先生のアドバイスで粘土を継ぎ足し、とにかく逆プリン型立体の上部を作りました。

次いで底を貼り付ける作業。手ロクロ台の上に粘土を丸めて広げ、ボトルの底に合わせて大きさをカット、ドべという接着材を付けて上部と繋ぎます。それほど難しくは無い作業。二つ目の作業をしている時に、また、通り掛った先生から「底の粘土の表面をしっぴきで平らにしていないでしょ!」と注意あり。・・・”あらぁー、完全に忘れてたわ!”と思うものの時すでに遅し。すでに合体させた後でした。先生からはやり直しも可能とのアドバイスがあったものの「このママでも機能的には(多分)大丈夫、出来上がりの美しさの問題」との優しい言葉に甘えてそのままにしてしまいました。その後ボトルを取り外した後の段階で、先生は底面を滑らかにする方法・作業を指導してくれました。感謝、感謝です。

 

自分で考えていた作業工程から大幅な遅れ、残り時間も気がかりになってきました。この日に予定していた装飾・模様付けも出来ず線刻も大幅に割愛。次回の三回目に修正作業をやることにしてこの日は終了しました。もうヘトヘトの状態。後片付けと掃除時間になって漸く少しは元気を回復。仲間の作品を見て回りました。

ロクロのグループでは、小さな作品を手際よく数個作っている方、大きな大作をじっくりと作った方。ロクロの威力はやはり凄いなあ、ロクロ組(経験者)は凄いなあ、と感心するばかりです。手作りのグループでは、手作りならではの面白い造形を仕上げている方が。”そうか、手作りの良さを出すのにはロクロでは出せない造形を構想すると面白いんヤ!”。いやあ、やはり経験者、熟練者の作陶は凄いなあと驚きました。

 

次回、10月11日(火)が自由作陶三回目=最終回となります。今日の作業の遅れを取り戻すことが出来るものやら、作業の修正は出来るモノやら、不安なことだらけです。次回は時間的には余裕があるはずなので、今日の作品の仕上げ作業をしてから、手作りの玉作りでぐい吞みを作ってみたいと思っています。

陶芸はオモシロイですね。先生の名言のその一、「陶芸は構想の時が一番、楽しい・面白い」。チョットだけ分かるような気がします。名言のその二、「釉薬はオモシロイ。どんなものに出来上がるか分からない」。よく言われていることだと思いますが、こちらはまだ全く実感はありません。はやく自分で施釉して実感したいモノです。

 

 

NHK俳句です。相変わらず僕の備忘録として書いています。お付き合い頂ければ嬉しいです。9月第四週。司会は武井壮さん、選者は堀本祐樹さん。ゲストは探検家・作家の角幡唯介さん。角幡さんは1976年のお生まれでチベットの奥地とか北極とかを探検されている方。2016年末から2017年初めにかけて極夜の北極(一日中太陽が出てこない北極)に長期テント暮らし。プリザードが続き漸く77日か78日目に初めて見た太陽の写真が映されていました。感動モノの写真でした。今週のテーマは「旅」なので、冒険の旅ということで角幡さん登場となった由です。読者からのエピソード俳句です。

早くに亡くなられた奥様を詠んだ句、よくご一緒に旅行されていたそうです。

原句   昔日の残り香訪ね旅支度

哀悼の気持ちを具体的に出す方が良い、と堀本先生の添削です。

添削   亡き妻の残り香求めて秋の旅   (求めて=とめて)

原句には季語が無かったので「秋の旅」としたと。

 

今週の入選句で面白いと思った句です。

   全身で手を振る女将秋の山

今週の特選句です。

   法隆寺相輪に秋立ちにけり

「秋立ちにけり、すなわち立秋のこと」と解説がありました。

 

「旅」の句として石田波郷の句が冒頭に紹介されていました。

   人はみな旅せむ心鳥渡る   石田波郷

 

テキストに解説がありましたが、波郷はこの句を闘病生活のなかで詠んだ由。愚痴っぽくせずに「ひとはみんな旅をしたいという心を持っているものだ」と普遍的な真理の言葉に置き換えている、という鑑賞でした。イイですね。

 

 

明日から10月です。明日は神奈川に帰って、ヒデさん・長女宅に、アラタくんと遊びに行きます。10月は値上げの10月になりそうです。TVのニュースで年金生活者の方が「こたえますヨ」と悲鳴を上げていました。

夜の9時のNHKニュース、プーチンウクライナ四州の一方的な併合を宣言していました。演説の中身はまったく意味が無いモノでした。不謹慎ですが”ゴルゴ13が出てこないかなあ”と期待しておりましたが叶いませんでした。プーチンのニュース時間が長かったので大谷選手の15勝目はちょっと端折られたようで残念でした。

 

 

コルチカム(イヌサフラン)、咲きそう!です。仲間の師匠からもらいました。明日から不在になるので心配でしたが、漸く咲きそうに。明日の朝、満開に咲いてるといいなあ。2022年9月30日、撮影。

 

  

左;9月26日、随分と背が伸びました。中;9月14日、芽が出てきました。右;8月31日、頂いた時。「水は不要」とのこと。ホントに発芽してくれるのかしら、と半信半疑でした。