クルルのおじさん 料理を楽しむ

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

続・料理って

「おいしさの人類史」という本を読みました。著者は、ジョン・マッケイドさん。アメリカ人のジャーナリスト。ピューリッツア賞を受賞。邦訳版は2016年2月に初版発行。(訳者は中里京子さん、原題は TASTY・・The Art and Science of What We Eat) 日本の「…

台所

小さい時には、台所に入ったことが無いくらいでした。また、自分でリンゴの皮を剥いたことも無い。ましてや自分で料理をするなど考えたこともありませんでした。学生時代はずっと親元から通っていたし、会社生活では独身寮で食事付き、結婚後は料理の上手な…

図書館

辰巳芳子先生のレシピを紹介しようと思い久しぶりに「展開料理」を開けました。「肉料理・鍋にポトフがある幸せ」の欄に、すごいコメントを再発見。以下に引用します。 「結婚してもよい条件というものがある。生命の場に必要な条件。八十歳の観察。 1.人…

私の本棚

2012年の年末に地元の新聞社の取材を受けました。この時には、僕はのんびりした日向での生活に別れを告げ、名古屋生活に戻っておりました。日向時代はなんと早く終わったことか。何につけ、良い時というのは短い、少なくとも、短く感じられるもののよう…

「今日の料理」2007年4月号

オカアサンの適格なアドバイスで初めて買った料理雑誌でしたが、これは本当に役に立ちました。「今日の料理」というのは、この時点で、何んと50年も続いているテレビの番組で、この月には、「今日の料理ビギナーズ」(キーワードは「さあ、今度こそ」)が…

炒り豆腐の思い出

東京の日本橋三越から昭和通りに入った裏通りに「長助」という小料理がありました。随分と昔の話です。昭和50年代かな。僕もまだ若い時。30代になって仕事も面白くなってきて、回りからも一目置かれるようになりつつある時期です。当時の先輩、特に、直…

料理こと初め

料理を初めて自分ひとりで作ったのは 55歳 を超えてからでした。 2006年夏、僕は、宮崎県の日向市で単身生活を始めました。もっとも、その前の名古屋時代も単身でしたから、単身生活を始めたことがイコール料理を始めたことに、即、結び付く訳ではなか…

料理って?

欧米では、料理とは、とにかく「火」を使うこと、という考え方がベースになっているそうです。「料理とは外部のエネルギー(火のことです)を使って、体に代わって咀嚼と消化を行うこと」、と言い切る人もいます。 「火で料理して消化しやすいものを食べるこ…

はじめまして

こんにちは、クルルのおじさんです。 65歳でいわゆる第一線を退きました。企業社会人として、ずっと、「食」・・・食料、食べ物・・・に携わってきました。食べることが大好きで、自分で料理をすることを楽しむようになりました。とは言っても、料理をする…