クルルのおじさん 料理を楽しむ

2016-01-01から1年間の記事一覧

餅つき

小さい時、物心がついて以降、年末になると餅つきが楽しみでした。毎年、暮れの30日だったと思います。その頃は、おじいちゃんが家で溶接工場(”こうば”と発音します)をやっていました。溶接技術を持っている下町の鍛冶屋さんというイメージです。その日の…

ザワ―クラウト(風)

男が料理すると材料代には糸目を付けないと揶揄されることがありますか、これは一部の見栄を張る方か、よほど金銭感覚が欠如している方だけのことで、それ以外の方々には該当しないと思っています。特に自分で料理する時には、これは僕のケースだけかもしれ…

食品ロス、続き

食品ロスを削減するために、一消費者が出来る簡単で大切なことは、①買いすぎない、②買ったら使い切る、③作ったら食べ残さない、ことと言われます。単身生活で料理に興味を持っており、かつ、野菜大好きおじさん(=僕のことです)もよく理解はしているのです…

食品ロス

11月30日の日経新聞に「野菜ショック=高騰騒動=混乱続く給食=全国で献立変更」の記事が出てました。今秋の野菜価格の高騰で学校給食の予算が不足、そのため一部の市町村では給食の中止を決定した。しかし保護者からの大反発を受け撤回せざるを得なくなっ…

単身所帯が>1/3!

国勢調査というのがほぼ5年に一度行われています。今年の10月26日に総務省が2015年度国勢調査の確定値を公表しました。国の最も重要かつ基本的な統計調査と言われてます。もっぱら人口、人口構造に関心が寄せられます。今回話題になったのも、総人口が(国…

和食ブームと昭和の思い出

2013年に和食(日本料理)がユネスコ無形文化遺産(世界遺産)に登録されました。海外でも日本食がブームになっていると多々報道されています。昔から有名な、お寿司、天ぷらをはじめ、鰻、焼き鳥、蕎麦、うどん、丼モノまで。当然、日本酒も。海外での日本食…

COOL JAPAN

NHKの番組で「COOL JAPAN]というのがあります。日本に滞在しているイロイロな国の方(学生っぽいのから社会人まで)にスタジオに集まってもらい、日本の面白いところを語ってもらう番組。テーマは日本の伝統、文化が中心になっていると思いますが、外人の方…

ひと手間

「ひと手間かける」っていい言葉ですよね。「ひと手間を加える」、「ひと手間を惜しまない」。「ひと」が無くて「手間」だけだと「手間がかかる」=邪魔臭い、という感じがして、どちらかというと否定的なニュアンスが強い言葉に思いますが、「ひと手間かけ…

同期会

大学のゼミの同期会に出席してきました。ゼミの同期生は15人。個別のお付き合いは卒業後もそれぞれ続いていたのですが、全体として集まることはありませんでした。それが60歳を超えた辺りから「ゼミの同期会やろう」という声があちこちで高まり、まとめ役が…

先輩

僕が最初に勤めた会社は世に言う「総合商社」で、関西・繊維系、最近でも極めて存在感のある会社です。今でも個性的な方が多いと思いますが、僕の先輩にもユニークな方が沢山いらっしゃいます。その最たる方のお一人が「炒り豆腐の思い出」それから「私の本…

ちょいと良い話

僕の単身マンションは、名古屋駅から地下鉄で20分ほどの駅の近くにあります。所謂、文教地区かと思います。チョット奥に入ると閑静な住宅街、駅の近くはコンビニ、スーパー、本屋サンを含む商店街があります。商店の中には、フランス人(と思われる)ダンナ…

男おひとりさま

「おひとりさまの最後」と言う本が話題になっています。著者は、上野千鶴子さん。東京大学の名誉教授。この16年間「おひとりさま」の老後と介護を見つめ続けていらっしゃるとか。申し訳ないですが、僕はまだこの本を読んでいません。週刊誌に特集記事があっ…

ごちそう様が聞きたくてvs単身おじさんの朝ごはん

件の図書館で借りた料理の本の一つが「ごちそう様が聞きたくて」、「もう一度、ごちそう様が聞きたくて」という本でした。栗原はるみさん。当時は全く初対面の方でしたが、その後、日本の料理研究家のなかでも人気最高ランクの方だと認識しました。NHKの…

続・料理って

「おいしさの人類史」という本を読みました。著者は、ジョン・マッケイドさん。アメリカ人のジャーナリスト。ピューリッツア賞を受賞。邦訳版は2016年2月に初版発行。(訳者は中里京子さん、原題は TASTY・・The Art and Science of What We Eat) 日本の「…

台所

小さい時には、台所に入ったことが無いくらいでした。また、自分でリンゴの皮を剥いたことも無い。ましてや自分で料理をするなど考えたこともありませんでした。学生時代はずっと親元から通っていたし、会社生活では独身寮で食事付き、結婚後は料理の上手な…

図書館

辰巳芳子先生のレシピを紹介しようと思い久しぶりに「展開料理」を開けました。「肉料理・鍋にポトフがある幸せ」の欄に、すごいコメントを再発見。以下に引用します。 「結婚してもよい条件というものがある。生命の場に必要な条件。八十歳の観察。 1.人…

私の本棚

2012年の年末に地元の新聞社の取材を受けました。この時には、僕はのんびりした日向での生活に別れを告げ、名古屋生活に戻っておりました。日向時代はなんと早く終わったことか。何につけ、良い時というのは短い、少なくとも、短く感じられるもののよう…

「今日の料理」2007年4月号

オカアサンの適格なアドバイスで初めて買った料理雑誌でしたが、これは本当に役に立ちました。「今日の料理」というのは、この時点で、何んと50年も続いているテレビの番組で、この月には、「今日の料理ビギナーズ」(キーワードは「さあ、今度こそ」)が…

炒り豆腐の思い出

東京の日本橋三越から昭和通りに入った裏通りに「長助」という小料理がありました。随分と昔の話です。昭和50年代かな。僕もまだ若い時。30代になって仕事も面白くなってきて、回りからも一目置かれるようになりつつある時期です。当時の先輩、特に、直…

料理こと初め

料理を初めて自分ひとりで作ったのは 55歳 を超えてからでした。 2006年夏、僕は、宮崎県の日向市で単身生活を始めました。もっとも、その前の名古屋時代も単身でしたから、単身生活を始めたことがイコール料理を始めたことに、即、結び付く訳ではなか…

料理って?

欧米では、料理とは、とにかく「火」を使うこと、という考え方がベースになっているそうです。「料理とは外部のエネルギー(火のことです)を使って、体に代わって咀嚼と消化を行うこと」、と言い切る人もいます。 「火で料理して消化しやすいものを食べるこ…

はじめまして

こんにちは、クルルのおじさんです。 65歳でいわゆる第一線を退きました。企業社会人として、ずっと、「食」・・・食料、食べ物・・・に携わってきました。食べることが大好きで、自分で料理をすることを楽しむようになりました。とは言っても、料理をする…