クルルのおじさん 料理を楽しむ

同期会、一年の後

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沖縄旅行、二日目。沖縄美ら海水族館。大水槽で泳ぐジンベエザメ、マンタとかサンゴの飼育は素晴しい!一見の価値あり。写真は「タコクラゲ」何んとも面白かったです。2017年11月4日撮影。沖縄旅行は、別途、記載します。

 

 

今年も大学のゼミの同期会に参加してきました。今年は、7人が参加。東京から、名古屋から、京都から。生憎と台風22号が接近しており雨の中での開催となりましたが、天候の影響でのドタキャンはゼロ。予定していた方々は全員が無事に集まることが出来ました。僕は名古屋でどうしても聴きたかったピアノのコンサートがあったので、それを聴いてから遅れて参加させてもらいました。

今回は、同期会のメンバーの一人=A君が持っている伊豆半島・宇佐美にある別荘でのお泊り旅行となりました。僕以外のメンバーは、2時に宇佐美駅に集合。A君の別荘に入り休息、のんびりとアルコールを入れながら歓談。その後、近くにある地域のコニュニティーの温泉に。ゆったりと温泉につかり、また、別荘に戻って食事前のウォーミングアップ=アルコールを再度注入。一人遅れてくるヤツ=僕のこと、のために夕食の開始時間を遅めにしてくれ、会食は7時からスタートに。食事の場所は宇佐美駅の近くの江戸前のすし屋さん。ご夫婦でやられているこじんまりとしたお店です。地元の海の幸をふんだんに使った煮物、刺身、揚げ物、〆は当然、江戸前のにぎり。ここはA君の馴染みの店で、奥の座敷を借り切り、漁港の市場の新鮮な魚をこれでもかというほど出してくれました。また、A君初めお酒大好きおじさんが自慢の日本酒、焼酎の銘柄モノを持ち込んでくれ、大変に美味しく頂けました。

 

 

この日、僕は名古屋の宗次ホールで開催されたピアノコンサートを聴いてから伊豆に移動しました。小山実稚恵さんのコンサート。「音の旅」と題して何んと12年間に渡り24回やってらっしゃるリサイタルシリーズの最終回です。チケットは手に入らないと思っていたのですが、縁あって確保することが出来ました。同期会の日に重なっていたのですが、時刻表を調べるとなんとか夕食には遅れながらも参加できそうなので、コンサートを聴いてからの参加にさせてもらいました。小山さんのコンサートを聴くのは二回目。「永遠の音を刻む」と副題にある通り、素晴らしい演奏、素晴らしいコンサートでした。アンコール公演も多分開催されることになるのでしょう。このコンサートのこと、小山さんのこと、ピアノのことは、別途、書いてみたいと思ってます。

 

 

夕食の開始時間を遅めにしてくれたお陰で、乾杯には間に合わなかったものの、食事がだされはじめた丁度よいタイミングで加わることが出来ました。みんな、よく食べること、飲むこと、話は一切途切れない、相変わらず時間があっという間に過ぎていきます。

誰ともなく話題になりましたが「この同期会を開始した当初は、会話がもっとぎこちなかった。話題も通り一編の近況報告的なものが多かった。やはり、一泊して、風呂・温泉に入って、ゆっくりと話が出来る環境で会を何回かやるうちに和んできた。大学時代の我々のゼミは、それほど、ゼミ全体で纏まって活動していた訳ではない。他のゼミで活発なところは一緒に飲み会をしたり旅行をしたり、そういう行事を頻繁にやっていたように思う。この数年の同期会で、学生時代に話したよりも沢山のことをお互いに楽しく話合っていると感じている」と。同窓・同クラス・同ゼミのパワーは、素晴らしいと思います。学生から社会人になり、社会人としてのお勤めもほぼ一区切り尽きつつあるタイミングということも和やかに会話が出来る背景にあるのでしょう。

 

僕は、一人遅れて参加しましたので、話に入っていこうとすると話題が重複して流れが悪くなってしまいます。「それはさっき話したやないか!」てなことが2-3回続くとバツが悪くなります。これは申し訳ない。いろいろな理由はあろうとも遅刻して参加するのはよろしくない、と痛感しました。遅刻するよりも、中退・早退する方がまだ気が利いているように思います。とにかく遅刻はいけません。

 

 

昨年も記載しましたが(2016年11月3日『同期会』をご参照ください)、社会人としてそれぞれのお仕事に一区切りついて、みんながどんな生活をしているのか、お互いに参考になるし刺激にもなります。昨年の同期会から一年が経ち、今年も興味深く拝聴しました。

●「ピアノ教室」。残念ながら彼=D君は今回欠席で、彼がピアノのレッスンを継続して受けているか否か知ることは出来ませんでした。ちなみに、D君は卒業後ゼミに残り母校の教授になった学究肌で、近年、教授を退任のあと専門分野での研究グループを立ち上げてその纏め役になっている由。ピアノのレッスンもきっと頑張って続けていることでしょう。

 

●「晴耕雨読」。今回、本人=I君は自分から話題にしませんでした。僕は興味があったので、是非、聞いてみたかったのですが、遅れてきたので、あまり突っ込むことが出来ませんでした。翌日、別な友(=K君)の解説。「昨年、I君は肩に力が入り過ぎていたと思う。仕事を終え何かを開始した初年度は、詳細な計画を立てて飛ばし過ぎる傾向にあるもの。二年、三年経つと、自然に、収まるところに収まるものである」。K君は早めにリタイアしたこの道の上級者。上級者のコメントには説得力がありました。来年、I君にその後の生活を聞くのが今から楽しみです。

 

●「料理教室」。これは今回のホスト役のA君です。教室通いを継続している様子。彼は何かにつけ自然体で対応している。別荘生活も然り、月に数回=ほとんど毎週、別荘を利用していると。一人だけの時もあり。あるいは、友達を招待したり、お子様の家族が来たり、もちろん、奥さんもいらっしゃったり。奥さんとはお互いにベッタリせず、仲良く旅行に行ったり、ゴルフを一緒にしたり。この奥さんとの間合いはいいなあと感心します。ちなみに二日目の朝食は、A君が手際よく7人分を準備してくれました。大皿にスライスハムを人数分プラス並べ、キュウリの薄切りを添え、一人一個の目玉焼きを焼いて載せてありました。トーストは各自で、飲み物・コーヒーも各自で。ビジュアル的にもシンプルでセンス良く、男7人なのに、何か落ち着いたリッチな気分で朝食を頂きました。

 

これ以外でも、皆さんイロイロですが、それぞれ充実した生活を楽しんでいるようです。得意な英語を使って、かなり本格的に外国人に日本語を教える仕組みを作って活動している人。故郷の岐阜で地域の組長さんになって、地域行事に精を出している人。同じく、故郷、熊本で地元の中小企業さんに貿易取引の支援をやっている人。

 

 

 伊豆は、良いところですねえ。食べ物が旨い。それほどは高くない。いや、中身を考えれれば安いかも。また、最近は各地で異常気象・大雨の被害が出ていて、どこにいても安全面には十分な留意が必要ですが、伊豆の地盤は安定・強固で、よく言われる通り昔から古くから有る別荘地というのは何かにつけて安心感が高いように感じます。

二日目は観光の予定でしたが、強い雨が続いていたため中止。ゆったりと朝食を頂いたあと、ゴルフ組以外は早めの解散としました。ホスト役のA君は別荘と駅を2-3往復。僕は前夜飲み過ぎの影響でグロッキーな状態。夕方までは、もう二度とお酒の顔を見たくない状態が続いていました。そして三日目、台風一過の秋の晴天。ゴルフ組四人は近くの名門ゴルフ場で爽やかなゴルフを楽しむことが出来ました。

 

来年は、大学の地元、神戸を中心にして開催することをを決めました。来年は遅れないように参加して、最初から会話に入って、是非、みなさんのその後を聞いてみたいものです。それぞれが奥さん・家族とどんな間合いで生活しているか、そして、自分自身の時間をどんなふうに楽しんで過ごしているか、元気で再会出来るのを楽しみにしたいです。また、この会での懇親ゴルフは今回が初めてでしたが、お酒もゴルフも大好きニンゲンが四人いることが確認出来て、是非、これからも元気に懇親ゴルフも続けたいものだと四人の意見が一致しました。

 

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沖縄旅行三日目、漸く快晴。やはり沖縄は晴れの日が似合う。2017年11月5日撮影。