クルルのおじさん 料理を楽しむ

4月になりました。再開します。

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名古屋市千種区平和公園入口の桜並木です。今年は桜の開花が全国的に早くなりました。この週末の天気は雨と強い風が予報されていたので、4月を迎える前に散ってしまうかと心配されていましたが、なんとか持ちこらえてくれていました。2021年3月28日、撮影。

 


ご無沙汰しております。あっという間に4月になりました。2月10日以降、休筆しておりました。4月から再開します。改めてよろしくお付き合いのほど。

 

 

この二か月で生まれて初めて小説を書きました。一月末に、とある出版社の小説応募の記事を見て一度挑戦してみようと思い立ったもの。全くいい加減な動機でスタートしたので、最初の2週間ほどで ”ヤッパ、そんな甘いものではないわ、これは諦めよう”と思ったのですが、ウダウダやっているうちに、それなりに様になって来るように感じました。中盤、また "やはりこれはダメだ。もはやこれまでか” と思ったのですが、散歩で気を紛らわしていると新たな展開に結びつくアイデア(思い付きかな)が出てきました。結局、400字詰め原稿用紙で263枚を書き上げて投稿。以前、かなり高名な作家さんが「最初の作品を書き上げた時には、その最後に(了)の字を書き入れる時、満足感に充たされるものだ」と書かれていたのを覚えていますが、満足感というよりは(もちろん、”やったあ、完成させた” とは思ったのですが)、”やれやれこれで終了した”、という解放感の方が強かったような。あまり自分には作家適正は無いのかも知れません。

 

この応募は、WEBで投稿出来る様に設定されていました。WORDの400字縦書きのフォームで印刷して送るか、またはWEBで投稿することも可能となっています。手書きの原稿は受け付けてくれません。昔の文筆家の方には信じられないことかと。確かに、達筆な方の手書きの原稿を読み取るのは大変に手間暇がかかるでしょうから、ワープロの統一フォームは効率的だと思います。一段落してから、改めて、最近の文筆家の方の執筆の在り様についてのお話を伺う機会がありましたが、ほとんどの方が手書きではなくワープロソフトを使用されているとのことでした。

 

以前にも記載したことがありますが、僕のパソコンはグーグルのドキュメンツが標準設定されており、ワードは入っていません。ドキュメンツは使いやすいソフトなのですが、縦書き転換が出来るようには設定されていない。つまり、この出版社の応募フォームにして提出するには不可能な状態でありました。大慌ての状態で、昔からこの筋の師匠であるエキプロさんに相談しました。結果的には、彼の助けを得て無事に提出することが出来ました。ドキュメンツで書いた原稿を彼と共有する、それを彼がWORD400字縦書きフォームに転換、PDF化して再度、僕に送り返してくれます。この作業を校正のため何度か繰り返し出来上がった最終版を応募投稿しました。原稿を書く作業で苦しむのと同じくらいのストレスが溜まりました。改めて、エキプロさんに感謝です。万が一、何某かの賞金を貰うことが出来れば心よりのお礼をしたいと思っています。

 

 

休筆期間中の出来事を紹介します。その1. です。

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 前回のブログで記載した居酒屋さんの置物です。残念ながら、2月末にお店は予定通り閉店となりました。最終日にきっちゃんとお邪魔してお店のダンナととりあえずのお別れ会をしてきました。お馴染みのタヌキの置物は現在、僕のマンションの入り口に座っています。上の階に住んでいる方の了解を得て玄関ドア前に置かせてもらっています。毎日、このタヌキくんを見ながら一日も早くコロナ禍が収束すること、そしてダンナがまた安くて美味しいお店を再開してくれることを祈っている次第です。

 

 

その2.「全集中」の期間中ではありましたが忙中閑あり(と自分に言い聞かせ)、3月10日に京都市北区にある立命館大学国際平和ミュージアムで開催されていた「長島愛生園の人々---ハンセン病、隔離と希望」を訪問させて頂きました。ドラゴン先生にお誘いを頂いて訳も分からずにお供させて頂いたという訳です。 ドラゴン先生からは例によって事前に宿題が出ており、この企画の数日にわたる関連オンラインイベントを見ておくようにとの命令があり、前日に(一夜漬けで)WEBで拝見した上で出掛けました。そして、当日の展示資料を見たのですが、思っていた以上に大変なショックを受けました。厳しい苦しい環境下でも「生きがい」を見出して素晴らしい活動をされている人々の姿に接して素直に感動しました。「感動した」というのは余りにも通り一篇かもしれませんが、とりわけ神谷美恵子さんという存在に出会えたのは大変に喜ばしい、嬉しいことでした。僕の母親よりも年長さんになる方ですが、それはそれは素晴らしい生き方をされた方だと感心しています。へぼ小説投稿終了後に、さっそく千種図書館にこの方の関連書籍の取り寄せをお願いしました。現在、5冊目を読んでいるところです。

 

 

緊急事態宣言は3月下旬に全面解除されましたが、変異ウイルスの活性化により残念ながらリバウンドの気配が濃厚になっているようです。4月1日には、大阪・兵庫・宮城に緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を適用することが決められた由。変異株への警戒感が示されたというのは理解出来ますが、一体、何をどう対応しようとしているのか相変わらずよく分かりません。ワクチン接種も遅々として進んでおらず、多分、日本は人口当たりワクチン接種比率で世界的には極めて低い状態の国ではないかと危惧しています。何故、野党もマスコミもこの点をもっと突っ込んで糾弾しないのか不思議な気がします。まあ、逆に言えば、人口当たりの感染者数等々を見ると、日本はまだ恵まれているという解釈になるのかも知れませんが・・・。そういう納得感を持って現状を認識するのが妥当なのか、これも行政・マスコミがもう少し分析してアピールすべきかと感じています。

 

 

名古屋市の鯱城学園からは4月後半から新学期を開始するとの案内が届きました。果たして、この状態で開校出来ることになるものかしら。まだまだ予断を許さないように思います。コロナを凌ぐ毎日が続きそうです。一年以上が経過してコロナ対応での生活に安易な慣れが生じ始めていると感じていますが、今一度、気持ちをシッカリと引き締めてコロナを凌いでいく必要があると感じます。

 

今回は、”再開のご挨拶まで”です。皆さま、引き続きくれぐれもご自愛下さいます様に。応募小説の結果はさてどうなるものやら、何かに引っかかっていれば多分報告をさせて頂きます。