クルルのおじさん 料理を楽しむ

紅葉、11月の景色

名古屋市熱田区にある白鳥公園です。鯱城学園・園芸科の課外授業で庭園・植木の見学に行きました。平成3年(1991年)4月に開園した比較的新しい庭園ですが、講師の先生のお話では管理が行き届いており季節に応じた素晴らしい景色を堪能できる庭園とのこと。中部地方の地形をモチーフにして造られています。築山が「御嶽山」、そこからの水の流れを「木曽川」、水が注ぎこむ池を「伊勢湾」に見立てて『水の物語』をテーマにした池泉回遊式日本庭園であると。写真は庭園のほぼ中央、流れのほとりに位置する「清羽亭」、本格的な数寄屋建築とのことです。

 

  

左;竹林を通り過ぎて水琴窟の近くにある「あずまや」。あずまやを「四阿」と記載するのは知らず、読めませんでした。右;ツワブキの花。普通は「石蕗」と書きますが、「艶蕗」とも書くそうです。花は冬にかけて咲くので重宝されるとのことでした。

白鳥公園は熱田神宮からすぐの処にあります。2022年11月25日、撮影。

 

今回は11月下旬のキレイな景色、楽しい出来事の写真をたくさん入手しましたので、ブログでスライドショーの趣向です。

 

お馴染み、東山動植物園のライトアップ。昨年もブログに載せましたが、今年はコロナの規制も緩くなっているからでしょう、たくさんの見物客が来場されていました。重要文化財の温室前館(東洋一の水晶宮)です。

 

温室からなだらかな坂道を登ったところ。奥池、合掌作りの家があります。風も強くなく絶好の紅葉ライトアップ日和。この辺りはお薦め撮影スポットですから、大混雑ぶりでした。動植物園での「もみじ狩り」は11月12日から12月4日まで、紅葉ライトアップは11月18日から27日まで。撮影は11月27日、最終日でした。

 

 

京都です。南禅寺三門。待ち合わせの時間に余裕があったので初めて(入場料を払って)三門に入り上に登りました。・・・三門はよく「山門」と書かれるが、正しくは「三門」と書く。三門は空門・無相門・無願門の意味で仏教修業の三解脱をあらわす・・・入場券の裏面に説明書きがありました。全く、知りませんでした。

現在の門は藤堂高虎寛永5年(1626年)に再建したものとのことです。石川五右衛門を思い出して京都市街の景色を眺めてみましたが、それほどには「絶景」とは感じませんでした。内部のご本尊、天井の極彩色の絵は大変に立派なモノでした。三門に登ってからの撮影は外部の景色を撮ることも禁止されています。この辺りの考え方は凡人の僕にはよく理解・納得出来ません。

 

地下鉄・蹴上駅から南禅寺に向かう途中です。懐かしの「ねじりマンボ」。思えば「京都一周トレイル」の一回目がこのルートでありました。隠れ家に戻って検索してみたら2020年10月のこと。当時のブログを埋め込んでおきます(同じ場所で写真を撮っていました)。

 

kururupapa.hatenadiary.jp

 

 

有名な「對龍山荘」正面玄関です。

原則「非公開」の庭園です。たまに特別公開される時がありますが、万が一、特別公開に参加出来た時でも館長からは「ブログ、SNS等に見学したことを記載することもダメ、内部の写真を載せるなどは以ての外」と厳しいシバリが入るそうです。ウェブで検索すると特別企画の訪問記事等々が掲載されているし、チョット前の「ブラタモリ」では詳細な内部の映像が放送されていますから、これも大変に不可解なシバリです。

 

ブラタモリの当該放送の録画を残してあったので久しぶりに見てみました。2018年の放送であったように思います。「琵琶湖の水=琵琶湖疎水により京都の庭園の水、さらに石が整えられた」とオモシロイ切り口からの番組。この山荘のことも「ガイドブックに載らない別天地、高級別荘」であると紹介されていました。東山、更には比叡山を借景にした見事な庭園で、建物、庭園、自然が一体になった景色と説明されていました。タモリさんは「水三態、流れる、落ちる、溜まる、が全て織り込まれている」と絶賛。

京都はもともと水に乏しいトコロでしたが、明治23年(1890年)に琵琶湖疎水が完成。京都の産業発展に大きく貢献したのですが、それと同時に、この辺りに高級別荘がたくさん建てられる大きな要因にもなったそうです。水を十分に使うことが出来ることで滝、池を配置した造園が可能となった。更には庭園に配置する美しい石、滋賀県産の層状チャートの石=守山石が好まれたそうですが、その石を水路輸送で運ぶことが可能となった。琵琶湖の水が京都東山の庭園の美しさを創るもとになったとの見立てでした。別荘・庭園の景色もキレイでしたし、内容も充実したブラタモリらしい良い番組でした。

 

ドラゴン先生とライン交信をしていたら、僕の写真に負けじと写真が送られてきました。

 

ドラゴン岡崎マンション近く、くろ谷、真如堂界隈の紅葉。左は真如堂、境内の池。右は一面の落葉。なかなか玄人ぽいアングルで撮影したものかと。2022年11月27日(多分)ドラゴン先生、撮影。

12月の第一週の週末には京都トレイル、西山コースに挑戦する予定となりました。いよいよ京都一周トレイルの最終段階、楽しみです。

 

 

NHK俳句です。相変わらず僕の備忘録として書いています。お付き合い頂ければ嬉しいです。11月第四週。司会は武井壮さん、選者は堀本祐樹さん。ゲストには絵本作家の荒井良二さん。今週のテーマは「屋内」。このテーマを冬の季語で詠む。入選句で面白いと思った句です。

   図書館の本に冬日の温みかな   (温み=ぬくみ)

   短日や野良着のままで立つ厨

特選句です。

   六人が今は二人の炬燵かな

 

ゲストのエピソードを句にするコーナーでは荒井さんが色紙にサッと絵を描いていました。さすがにプロだと感心します。

 

テキストには「こころ放つなり」とのキーワードが記載されていました。テキストに掲載されていた句です。

   どつぷりとつかりてこその炬燵かな   中嶋秀子

   寄せ鍋の一人が抜けて賑はへり   千田一路

   熱燗の夫にも捨てし夢あらむ   西村和子   (夫=つま)

   白障子閉ざすはこころ放つなり   正木ゆう子

白障子(しろしょうじ)は冬の季語だそうです。これも知りませんでした。

 

 

仲間からチケットを貰ったので「やきものワールド」に行ってきました。愛知県体育館(=ドルフィンズアリーナと呼ばれています)で開催。「食卓を楽しくするアイテムが集まる、買えるブースが大集合」、「器の世界」です。ちょうどこの日の夕方が名古屋城で開催されている「菊花大会」の最終日。鯱城学園で展示している山菊の回収をする時であったので都合よく行くことが出来ました。ブラブラ見学していると感激の作品に遭遇済ました。犬も歩けば棒に当る?。

  

 

「クルルマーク」の剣山です。山口県萩焼のお店の作品。ご主人と話しましたが、このマークを知った上で作陶された訳ではありませんでした。渦巻き、クルクルした様が面白いと思って作陶された由。改めて「渦巻き=縄文=調和と永続」を思い出しました。一番、小さなモノを買って帰りました。隠れ家で早速に花を挿して。面白いモノだと思います。2022年11月23日、撮影。

 

 

実はこれが本日のメインイベント。陶芸クラブで作陶した「ピアノのお皿」。学園の文化祭が終わってから「心音」先生に見せたら喜んでくれたのでプレゼントしました。レッスンのあと、久しぶりに家飲み会をして頂きました。ご夫妻と三人で。オードブルのお皿に使ってくれて出してくれました。感激、嬉しいです。意外に様になっているので一安心、大喜びしました。

この日の趣向は「発表会、頑張ろう」。ピアノの脇には手製の日めくりが置かれており発表会までの日数が一目で分かるようになっていました。あと「42日」。これが頭に浮かぶと料理、お酒の味が分からなくなるほど緊張してしまう、と思っていたのですが、そこはお酒飲みの有難いところ。いつも以上に美味しく楽しくいただくことが出来ました。特にこの日はお品書きには無かった一品が登場。タッグのついた立派な「越前ガニ」がまるまる一杯。この日の朝に届いたそうです。ご家族の皆さんから「いいタイミングでの食事会で(僕は)運がイイですねえ」と楽しく囃されました。嬉しい限りです。大変に美味しく頂きました。

 

おまけの料理です。

野菜たっぷりラーメン。学園の仲間の一人が製麺会社のオーナー筋。ラーメンと焼きそば用の麺を分けてもらいました。連日、焼きそばとラーメンを楽しんでおります。やはり麺が旨いと美味しく頂けます。2022年11月27日、料理と撮影。

 

明日からは12月。ワールドカップで寝不足にもなりますが、皆さま、引き続きご自愛くださいませ。日本は決勝リーグにいけるでしょうか?。