クルルのおじさん 料理を楽しむ

「日々是好日」

前回のブログで「早く『秋』が来て欲しい」と書きましたが、秋を通り過ぎて一気に「冬」になったかのようなお天気になりました。服の準備も追いつかず、体も気温のブレが大きいことに驚いているような。体調管理にくれぐれも注意したいものです。

ウオーキング(散歩)をするには良い季節です。「夏」はほんの10分歩いただけで全身、汗びっしょりになっていましたが、最近はかなり長い時間歩いても少し汗ばむ程度。気持ち良く歩けます。歩いた後、隠れ家に帰ってからはすぐにシャワーを浴びるように心がけています。油断して風邪を引かないように。

10月1日(日)はいつもの散歩コース=平和公園メタセコイア広場で千種区の区民祭りがありました。鯱城学園の卒業生はお手伝いボランティア活動に積極的です。僕は普段ほとんどボランティア活動に参加出来ていませんが、この日は午前中だけお手伝いに行きました(散歩がてら)。

 

  

10月1日(日)、朝8:30に集合(左の写真)。すでにテント設営等々は完了していました。区役所の職員の方々が気合を入れて作業しています。10:00から開演。早速に名古屋武将隊の舞台演技が披露されて盛り上がっていました(右の写真)。お手伝いボランティアはいくつかのグループに分かれて会場案内係、パンフレット配布係、駐車場係、駐輪場係等々に。だいたい二人一組で担当します。僕は顔見知りの陶芸OBの先輩の方と駐輪場係に。駐輪場係といっても何もすることは無いですから、二人で世間話に花を咲かせました。共通の話題があるというのは嬉しいものです。この先輩は学園卒業後も地元にある陶芸クラブ(教室)で陶芸を続けている方で、自ずと陶芸の話になりました。やはり基本の土練り、菊練りは難しいこと。ロクロの土コロシ、芯出しが難しいこと。プロの先生がいとも簡単にやる作業が一番難しいことが熟練の先輩の話から納得出来ます。

 

この週はほぼ連日、夜の会食を楽しみました(=連日の飲み過ぎ、食べ過ぎです)。ドラゴン先生と、ゴルフ仲間と、きっちゃんと、最後は、テリーさんと。夜の会食が無かったのはピアノのレッスンがあった一日だけ。連日連夜、久しぶりに痛飲しました。体重は素直に増えました。やや反省しておりますが、楽しく歓談出来る仲間がいてくれることに感謝、感謝です。

 

週末は神奈川の自宅に戻りました。10月8日(日)、男の料理教室「食友会」に参加。今月のテーマは「サバの味噌煮」と「長芋の野菜あんかけ」。

  

10時にコミセンに集合。この日は男子生徒が10名、女子先生がお二人。調理台が2台あるので二組に分かれて調理開始(左の写真)。11時半ごろには出来上がり。調理室の隣の部屋(和室)に机を並べて配膳、希望者はビール、日本酒もOK。当たり前のことでしょうが、調理室、和室の準備から後片付け、掃除まで全て自分達で行います。皆さん、きっとご自宅では余りやらないと思うのですが、この時だけは手を抜くことなく一生懸命にやっています。

 

  

味噌で味付けするタイミング。ねぎを別途焼き網で焼き目を付けること。タマネギ、ニンジン、シイタケで野菜あんかけを作ること。こういうひと手間が美味しい料理になるんですねえ。皆でギャーギャー言いながら調理するのが楽しいです。お隣のご主人は「普段、料理していない」とおっしゃっていましたが、長芋の皮を包丁で見事に剥いていました。僕はピーラーを使わないと出来ません。

今回は、最長老の方は奥様方の法事で欠席されていましたが、不在でも話題の中心でした。ラジオ体操、グランドゴルフの話は聞いていましたが、なんと一日に二万歩は歩かれているとか。若い頃に健康を壊した反省からずっと日課にされている由。歩き過ぎは良くない云々の言説もあるようですが、ご本人が楽しく継続されていることは素晴らしいことだと。僕とこの方とは20歳弱の年の差がありますから、大変に良い刺激になります。次回、ビールと酒で歓談出来るのが楽しみです。

ラグビーの話で盛り上がりました。アルゼンチン戦!。日本が勝つと予想していたのは少数派でした。勝たしてやりたいところだが難しいのでは、という意見が多数を占めていました。僕も同意見でした。

結果、残念ながら多数派の予想通りになってしまいました。四年後に期待したいと思います。

 

 

NHK俳句です。10月第一週は夏井いつきさん「凡人からの脱出」。今週の兼題は「流れ星」。いつもの通り、たくさんの投句の中からこの兼題の「あるあるワード」を説明されていました。「願い事」「消えないうちに」が代表的な「あるあるワード」で多くの「凡」の句が紹介されました。脱ボンの句で面白いと思った二句。

   流れ星なんて散文的な願い

   流れ星すっからかんの野心かな

最初の句に引っ掛けて散文と韻文の説明もありました。分かりやすくて面白かったです。テキストには「省略可能な言葉を手放し、限られた17音を有効に使う」と「17音で描ける世界が広がる」と”極意”のような記載がありました。

特選6句のなかで面白いと思った句です。

   熊鈴だラジオだ流れ星きれい  (「ジ」は「チに点々」の表記です)

   流れ星山のどこかに子猿の死

駄句です。

   流れ星気負って見た頃懐かしく   孔瑠々

 

ドラゴン先生との山歩きの次回の予定は10月中旬「愛宕山」になりました。愛宕山は標高924mですが、初心者や高齢者の登山が多く救助事案が多数発生しているそうです。京都府警がわざわざ安全マップを作成、配布しています。注意して行かねば。

 

千種区鯱城会(はなみずき会)の「お茶とお花の会」。10月になり「日々是好日」が掛けられていました。いい書ですねえ。「にちにちこれこうにち(こうじつ)」と読むのが正しいとか。森下典子さんのエッセイを思い出しました。

何事にもお上手なテリーさんが今月から書道教室とお菓子作り教室に通っているそうです。そのうちにこの「日々是好日」を揮毫して頂こうかと。