クルルのおじさん 料理を楽しむ

「ちくさこども食堂」

楽陶館、陶芸・研究コースの二学期がスタートしました。鯱城学園、元園芸科の仲間達も全員が当選することが出来ました。初日には久しぶりに(と言っても三週間だけのご無沙汰ですが)元気に再会。陶芸を楽しむと同時に和気あいあいと仲間とのお喋りを愉しみました。楽しく歓談出来る仲間がいてくれるというのは本当に有難い、嬉しいことだと改めて感じます。

 

今回は、鯱城学園の陶芸クラブで知り合った新しい仲間のお話です。クラブ活動等々を通じて楽しくて良い刺激を与えてくれる新しい仲間と出会えることが大変に嬉しいです。ご本人の了解を得ていますので、このブログでは珍しくご本名で登場です。

伊藤正巳さん。

僕は陶芸クラブには一年間だけ在籍しただけですが、最初にお会いした時から風貌、佇まい、存在感が抜群でした。クラブでの活動時に時折、会話する程度。特に親しい付き合いをする機会はなかったのですが、年度末の歓送会の時にたまたま隣りどうしの席となり、住んでいるのも同じ区(千種区)ということも分かり会話が弾みました。お互いにノリが良いからなのか、”機会があれば、卒業後も食事の機会を持とう”、ということに。

それ以降、月に一回ほどのペースで会食を続けています。伊藤さんは千種区の飲食店の方々と面白いお付き合いをされているので、毎回、伊藤さんにお店を選んで頂いています。今のところ連れて行ってもらったお店は全部◎。伊藤さんは話題が豊富なので楽しい時間を過ごすことが出来ています。

 

つい最近の会食の後、珍しく「ご一覧のうえでコメント頂ければ有難く」とのメッセジが入ってきました。それが以下のユーチューブ番組。国会議員の大塚耕平さんに「子ども食堂」の話を聞きたいと頼まれ、同議員のユーチューブ番組にて対談したそうです。

 

www.youtube.com

 

7月26日付けの大塚耕平議員の「三耕探求」。番組の冒頭、大塚議員からも冗談で「テリー伊藤さんをゲストに迎えました」と言われていましたが、ご覧の通りそっくりです。僕も「テリーちゃん」と渾名を付けていたほど。因みに、この大塚議員の番組は第78回ですが、名古屋版としては第一回のもの。記念すべき第一回に「ちくさこども食堂/伊藤正巳」で登場したことになります。

テリーちゃん、ご本人に言わせると「言いたい事の10分の一も言えなかった」とのことですが、いやいや、ユーモアを交えながら「子供食堂」の意義、役割、実際の運営の課題、問題点を分かり易く説明されていました。大塚議員さんも流石に良く勉強されていて、論点整理、問題点の絞り込みは大したもんだと感心しました。

皆さまにも是非、ご視聴頂いて「こども食堂」の運営の課題・問題をご理解いただける一助になれば嬉しい限りです。

 

テリーちゃんが「こども食堂」の運営に関与されていることは別な仲間から聞いてはいたのですが、4月以降、何回か歓談(もちろん、お酒も飲みながら)した時に、「こども食堂」や「食品ロス」の話を熱く語るのに驚いて、僕の方も真剣に反応したように思います。エエ年のおっさん(おじいさん)二人が酒を飲みながらも時の社会問題を真面目に語り合ったわけですから、日本の年寄りパワーもまだまだ捨てたもんではないなあ、と楽しく会話が盛り上がりました。

 

これらの問題について以前、何度かこのブログで書いていたので、この機会に整理のために以下に通り埋め込みしておきます。

 

子供食堂のお手伝いをした時のお話。2019年2月ですねえ。懐かしいです。情けないですが、これ以降は全く何も関与していないです。

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②食品ロスのお話。2016年から2017年頃のブログの方が、最近のものよりも真面目に社会に向き合っていたのかも知れませんねえ。ちと恥ずかしくなるような気がします。

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③2021年のNHK番組、「フードショック」のお話です。あれからもう二年が経過していますが、状況は益々悪化しているように感じてしまいます。やはり、僕たち人類は「茹でガエル状態」なんですかねえ。

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ガラリと話題が変わって能天気にNHK俳句です。お付き合い頂ければ嬉しいです。8月第二週。選者は山田佳乃さん。ゲストは歌手、俳優の森公美子さん。兼題は「鳳仙花(ほうせんか)」。その花が鳳凰の羽ばたく姿に似ているのでこの名がついているそうです。先人の句の紹介。

   爪ぐれに爪そめ女囚あどけなし   小島猊歩

   鳳仙花小さな靴が干してある   石川須賀子

鳳仙花の赤い花弁の汁で女の子たちは爪を染めて遊んだということで、この花の別名に「つまべに」「つまくれないゐ」「染指草」という名前があるそうです。恥ずかしながら全くイメージが浮かびませんでした。

今週の特選三句です。

一席   女子寮の朝は賑やか鳳仙花

二席   鳳仙花眠るようなる母の爪

三席   よそいきの言葉で遊ぶ鳳仙花

 

今日(20日)、二週間ぶりにピアノのレッスンに行ったら、先生の旦那さんが僕の「日向水」の句をモジって句を詠んでくれていました。

   ババ様にふりちんかざし日向水   無愛想

無愛想は「武相荘」から来ています(本当は「武相荘」が無愛想から来ているのですが)。旦那さんは大の白洲次郎フアン。僕が「無愛想」を彼の俳号にしました(勝手に)。

 

 

この一週間、台風7号に振り回されっぱなしでありました。ピアノのレッスンは中止に、恒例の五山送り火も結果的には参加することが出来ませんでした。

ドラゴン先生は前日の夜遅くに通行止めの新名神の代わりに名神高速で京都に入ったそうです。

「五山送り火は雨天・豪雨決行、台風決行!」

「京都では8月13日にご先祖さんをお精霊(おしょろ)さんとしてお迎え。お盆のあいだ『おしょろ』さんを大切におもてなし、16日の送り火であの世にお送りする」

「万難を排してお送りしないと、この世に戻ってきたご先祖さんたちが京都に溢れかえってえらいことになる」と誠に説得力のあるゲキを飛ばされておりました。

前日まで様子を見ていたのですが、8月16日の当日、朝の状況では新幹線も通常通りの運航をしていたので、なんとか参戦出来そう!、と思ったのですが、お昼前のニュースでは一転して全線で運転を見合わせ、復旧・再開の目途立たず。

翌17日が陶芸の研究コースの二学期初日で早く名古屋に戻る必要もあったので、残念ながら今回は不参加にしました。

 

  

五山送り火、大文字。左;当日、準備中の景色。右;真っ盛り!。8月16日、ドラゴン先生、撮影(ドラゴンマンションのベランダから)。ドラゴン先生は娘さんご夫婦と家族水入らずで「おしょらいさん」を送ったそうです。

 

ドラゴン先生とは来週、改めて、名古屋で暑気払いをすることになりました。テリーちゃんに連れて行ってもらったお店を予約しました。社会問題に関心が高いドラゴン先生にも「子供食堂」の話題を振ってみようかと。テリーちゃんに何がしかのお手伝いでも出来れば嬉しいですね。

 

念のための注釈です。伊藤さんは「こども食堂のためになれば」という一念で動いています。大塚議員さんの番組を紹介しているのも「少しでも(子供食堂)に関心を持って貰えれば」という気持ちから。ご本人は「無政党、無宗教」「判断の基準は『それが子供のためになるか』という軸で動いている」とのことです。

 

台風の被害は年々、凄まじくなっている様に。新幹線が止まって京都に行けなかったことぐらいで文句を言っていてはバチが当たりそうです。有難いことに名古屋、神奈川では大きな被害にはなっていませんがいつ何時災害に襲われるかも。常に心の準備だけはしっかり持っておきたいモノです(自覚が無いので自分自身に言い聞かせようと思っています)。

台風の後、再度暑さが厳しくなりました。まだまだ、益々、暑い!。皆さま、くれぐれも油断のない様に。引き続き、ご自愛下さいます様に。