クルルのおじさん 料理を楽しむ

仲間

名古屋市熱田神社の近くにある白鳥公園の紅葉です(11月28日、撮影)。「あほ桐会」四人組で紅葉散策に行きました。

この日はあいにくの曇り空、風も強かったですが、公園の秋の景色を楽しむことが出来ました。

   

この公園には以前に鯱城学園の園芸科の課外授業で訪問したことがありました。あほ桐の仲間にイロイロ説明が出来るだろうと思っていたのですが、授業で聴いたことはほぼ完全に忘れていました。自分の記憶の悪さ加減が心配になって、隠れ家に帰ってブログを振り返って見たのですが更にビックリ。”あの課外授業は何年か前のことだった”と思っていたのですが、たった一年前、去年の11月25日のことでありました。ブログに公園のイワレのことを書いているのに、築山が「御嶽山」、水の流れを「木曽川」、池を「伊勢湾」に見立てていること等、全く覚えていませんでした。情けない!(「四阿」を「あずまや」と読むのだけは覚えていました)。

 

この日は白鳥公園を散策した後、栄の市民ギャラリーでの「名東陶芸クラブ・作品展示会」に付き合って貰いました。この日が展示会の初日です。受付当番でC班(僕の所属する班です)の班長さんと練り込みの作り方を指導してくれた大先輩がいてくれたので時間を掛けて諸先輩の作品の解説をして貰いました。やはり解説を聞きながら作品を鑑賞するのは勉強になります。

紅葉奏でる白鳥公園を散策し陶芸の展示会を見てから早めの夕食に。この日はテリーさんに紹介してもらった新栄にある「うお浜」を予約しておきました。伊勢から直送される活きの良い海の幸を廉価で提供してくれる美味しくて評判のお店です。ドラゴン先生、きっちゃんもお連れしたことがあります。皆さん喜んでくれたので、是非、あほ桐の仲間にも機会を設けて行って貰おうと思っていました。

ここでまたビックリ。なんと仲間の一人が「うお浜」の旦那さんと家族ぐるみのお付き合いをしている間柄でした。開店早々に到着、まだ、他にお客さんは来ておらず。普段は忙しく奥の厨房で仕事している旦那さんが暖簾越しに僕の顔を見て出て来てくれました。「XXさん(きっちゃん)と別な機会にお会いしましたよ」と。”へえっ、世の中、狭いもんやなあ”と思っていたら、続いて入ってきた仲間の一人を見て今度は旦那さんがビックリ。「ええっ、○○さんと△△さんはお知り合いだったんですかあ」。

突き出し、サラダ、お刺身、煮物、浜焼き、アラ煮、炊き込みご飯、いつもながらの美味しいお料理とお酒を堪能しました。アラ煮とご飯は食べられなかったので「お持ち帰り」に包んでくれました。旦那さんのお人柄も含めてホントに良いお店です。

 

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昨年の「白鳥公園」の記事です。「ツワブキ」が「艶蕗」も忘れていましたねえ。懐かしい記事がたくさんありました。

「やきものワールド」は今年も行ってきました。

「ピアノのお皿」を作って喜んでいた時でした。この後、先生がこのお皿をご自宅の玄関入口の壁に埋め込んで飾ってくれました。ムチャ嬉しかったです。改めて、その出来栄えが情けないやら、申し訳無いやら。もう一度「ピアノのお皿」には挑戦したいと思っています。二回目のおさらい会(発表会)の予定もして頂いています。一年が早いなあ。先日は、おばあちゃんとの旅行から戻ってチョット疲れていたので予定していたレッスンをドタキャンしてしまいました。次の日曜日には気合を入れてレッスンに臨まねば。

 

 

NHK俳句です。11月第四週は「句会」です。選者・主宰は高野ムツオさん。句会のメンバーには俳人の西村和子さん、堀田季何(きか)さん。ゲストメンバーにエッセイスト/コラムニストの能町みね子さん、そしてレギュラーの中西アルノさん。能町さんは大の相撲好きで有名な方。「俳句は小学校以来」とかなり緊張した表情でした。

今週の兼題は「手」。いままでは季語が使われていましたが、今回からは無季の兼題となりました。点数の多かった順です。

5点句   弱い手が物書き冬の夜が動く   能町みね子

4点句   雪霏霏と線量測る手に力   堀田季何

3点句   木枯の星にも繋ぐ両手あり   高野ムツオ

2点句   冬隣拳ひらけば何もなし   西村和子

1点句   ほうたるの包む手の中は小宇宙   中西アルノ

 

5点句には高野さんが特選、他の三人が並選を入れて作者が丸わかりの状態。能町さんが「大変な評価を頂いた」と恐縮して喜んでいました。4点句には能町さんと中西さんが特選。「雪霏霏(ゆきひひ)」は「雪が絶え間なく降り続くさま」だそうです。初めての言葉でした。3点句には西村さんが特選、能町さんが並選。西村さんの読みが面白かったです。「これは作者が涙して星を見ているので星が滲んで見えている」。作者の高野さんが「そんな受け止め方が出来るとは作者の自分は考えていなかった。鑑賞をして貰い良い句になった」と。西村さんの句に対しても本人の意図以上の講評があり「俳句は選者に育てられる」と西村さんの言葉。メンバーが良かったこともあり大変に楽しい番組になっていました。高野さん、西村さん、共に俳句界では大御所的な存在だと思いますが、やり取りを聞いていると良い仲間だなあと楽しくなります。ちなみに能町さんは「尾崎放哉、大好き」だそうです。

 

今週の特選三句です。

一席   両の手が銀河にとどく肩車

二席   手に蓋をして団栗は宝物   (団栗=どんぐり)

三席   スケートの手解きや手を取り合うて

一席、二席の句は良い句ですねえ。感心しました。

 

 

おまけの料理です。

   

左;レンコンとゴボウのキンピラの残りモノで焼き飯を作りました。美味しかったです。このお皿、使い方が難しいなあ、と思っていたのですが意外に合っている様に。右;レンコンのチリチリ焼きと砂肝とブロコリーのオイル煮。左のお皿は名東区のお祭りで陶芸クラブのバザーで買ったもの。11月26日、27日、料理と撮影。

 

今日、11月30日は久しぶりにイロイロとあった一日でした。

午後は、楽陶館・研究Ⅽコースの説明会がありました。当初の発表では、仲間の一人が抽選に漏れてしまったのですが、辞退者が出て復活当選することが出来てみんなで大喜び。12月14日から全12回のコースです。

楽陶館での説明会のあと仲間には栄の市民ギャラリーに足を運んでもらい名東陶芸クラブの展示会を見てもらいました。楽陶館のOBの方が名東陶芸クラブに多数在籍されているので、それぞれに知り合いが多く、皆さん旧交を温める良い機会になったようです。

展示会のあとは陶芸の仲間と別れて、久しぶりにきっちゃん、しんちゃんとの飲み会でした。先ほど、ほろ酔い気分で帰宅して、再度、パソコンに向かっています。きっちゃんは「猪鍋」の仲間、しんちゃんは僕の隠れ家の玄関にいる狸の置物の前のご主人なのです。と言っても分からないでしょうから、昔のブログを埋め込んでおきます。

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前回の飲み会の時にしんちゃんも陶芸を嗜んでいることが分かったのです。お互いに作品自慢をして大変に盛り上がりました。その時の話を受けて、今日は、しんちゃんが自分の陶芸作品を飲み屋さんに持参して見せてくれたのです。プレゼントすると言ってくれたので、しんちゃん自慢の作品の中から三点を有難く頂いてきました。

何れも手びねりの作品。なかなかに渋い出来栄え。高台もキレイに作られています。次回の飲み会には僕の作品を見せることになりました。新学期の作品作りに励みになります。益々、気合を入れて臨みたいと思います。

 

仲間に感謝、感謝の11月でした。明日からもう師走です。急に寒さが厳しくなってきています。体には十二分に注意したいと思います。皆さまもくれぐれもご自愛下さいませ。